その3 有名企業でないこと
まぁ、中小型株投資で一般的に言われていることですが、市場と実態とのGAPが大きいことですよね。
例えばトヨタ。
証券会社のアナリストが十人以上トヨタを調べ、レポートを発行しています。機関投資家も社内の優秀なアナリストによる独自調査も加えて投資します。株主数は40万人以上です。
それだけ多くの人が、トヨタ株を適正に評価しようとしているということですよね。割安だと思えば買うだろうし、割高だと思えば売るだろうし。
一方、株式市場には
売上10億円、営業利益3億円(ちなみにトヨタは売上20兆円台、営業利益2兆円台)のような会社もたくさんあります。
こういう会社はアナリストはあまりレポートを発行しません。機関投資家もあまり投資しません。その理由は、それに見合ったリターンがなかなか得られないからです。多くの人が参加できない企業規模なので、レポートも多数の人は読まないし、投資できる金額にも限りがあります。
ここに、GAPが発生する余地があると思っています。
時には、その会社を時価総額が20億円の会社が無借金でバランスシートも健全で利益も安定的に出しているのに現金を30億円もっているような状況にまで株価が下落するようなこともあります。今もチラホラ出てきましたが、2002年、2003年の頃はそんな会社が結構ありました。
その逆にどう考えても正当化できないほど株価が上昇する形で実態とのGAPが出るケースもあります。大型株より、中小型株にそれも多いというのが事実です。ここまでだと、なんだ、ただのハイリスク・ハイリターンじゃないか、ということになってしまうのですが、そうではないことを次回に。