明日は台風? | 無駄話。

無駄話。

鬱病・適応障害持ちが書く与太話です。「下劣な党派心」による「あら探し」が多いので、合わない方はご遠慮願います。

 昨日は寝付けないと思ったら寝付けたようで目が覚めたのは午前7時を回っていた。

 明日は台風が来るのでメンタルに電話をかけてカウンセリングをキャンセルした。

 久し振りに高田馬場へ行った。以前に行った時には古書店が減っていた記憶があるが、今はチラホラになっていた。看板やシャッターが降りた店舗はそのままだったり店舗自体が他の店に変わっていたり取り壊されていたり。日本の古本屋で検索して「昭和期の皇室と政治外交」の在庫があった古書店に行ったら、以前に改築したままだった。それから左翼系の出版物を多く扱っている古書店は今でもあるだろうか?と行ってみたら、そのままだった。その店に社会評論社が版権継承者のヴォルフガング・レオンハルトと翻訳を進めていた平凡社に無断で翻訳を出して絶版になったアイノ・クーシネンの本があったので買って帰った。

 帰ってから社会評論社が「神はその天使を破滅させる」という邦題で刊行したアイノ・クーシネンの本と平凡社が「革命の堕天使たち・回想のスターリン時代」と題した翻訳を比べてみた。社会評論社版には何故か版権の記述がないのはレオンハルトの許諾を得なかったからだろうか?社会評論社版の翻訳者による訳者あとがきにはドイツ語の原書と英訳の文体を読み比べている。「革命の堕天使たち」の翻訳者は19世紀ロシア文学の専門家だが底本は英訳書なのでドイツ語が読めないらしい。社会評論社版の解説を書いた石堂清倫は本文の片山千代を「はじめソ連で認められず、問い合せに接した日本共産党にしても片山に有利な報告をしなかったのも合点のいかないところである」と書いている。石堂清倫自身が逮捕された3・15以降ならコミンテルンから日本共産党に問い合わせても答える余裕がないし、その上、党中央に収まった人達が片山潜が既婚者で片山千代を知らない可能性が高い。石堂清倫はアイノ・クーシネンが書いた人物が昭和14年に銃殺された山本懸蔵と錯覚するのは仕方がない。「一九四二年秋のある日の午後」は「闇の男」でソ連側が昭和16年に山本が故人となったと伝えた時に野坂参三が1年遅くしてほしいという記述と似ていると分かる直前だ。ソ連へ越境して投獄された「ヘイキネンというフィンランド人労働者」の記述に出て来る「今やペッサモはソヴィエト連邦の一部となってしまっている」はフィンランド人が自国の地名を間違えるとは思えないが文脈からして「大祖国戦争」の終わり頃になる。白海に面したペッツァモならソ連領となるのは1947年のパリ条約だが似たような名前のカレリアの地名?社会評論社版は「天皇のいとこにあたる般若は、評判の高い仏僧であった(このくだりは著者の思い違いと考えられる)」(「革命の堕天使たち」)を「いくらか事実と齟齬する点があるとの編集部の示唆を入れて省略」している。可能性が高いのは「仏僧」とは昭和天皇のゴルフ仲間の大谷光明の実子で本願寺派の大谷光照前々門で「寺院で宗教儀礼とともに催され、普通の現代人にはわからない古代の言語で演じられる能」とは能ではなく西本願寺の報恩講?どうやらどちらの編集部も「天皇のいとこ」に「仏僧」がいる事に気がつかなかったようだ。