清き期日前投票 | 無駄話。

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鬱病・適応障害持ちが書く与太話です。「下劣な党派心」による「あら探し」が多いので、合わない方はご遠慮願います。

 昨日は寝てから8時間ほど寝ていた。

 清き期日前投票を投じに、いつもより早く出かけた。出かけた時間が早かったので日本橋に着いたのが結構早かった。丸善で時間を潰してから高島屋の食堂に行ったら結構行列になっていたが割と早く中に入れた。メニューにとろろそばと天ぷら付きの御飯があったので、それを注文した。それから丸ノ内の丸善まで地下鉄で行ってから有楽町へ山手線で行った。

 メンタルが終わってから宝くじ売り場を見て引き換える宝くじを持ってくるのを忘れていたのを思い出した。

 出かけた時間に余裕があったので馬喰横山駅で、もうすぐ期限切れになるPASMOを更新しようとしたが定期券売り場がなくなっていたと駅員に言われていたので前回更新した神保町駅の定期券売り場に行って駅員から用紙を貰って更新した。

 東京堂で「兵士というもの」の初刷があったので買い直した。本自体はいいのだが担当編集者も邦訳者も「多くの非常な助言」をしたはずの大木毅も話をみすず書房に持っていったという芝健介も中田整一の「トレイシー」を読んでいないし番組も見ていないので邦訳者がレーマーとかいう「研究者」の「研究」を鵜呑みにしたお粗末な訳者あとがきが読める傑作な本。これで大木毅に対する評価ががた落ちしたものだ。大木毅は「極東ナチス人物列伝」に転載したハックについての文章の追記で中田整一の「ドクター・ハック」に言及しているので平凡社の編集者が書いた「トレイシー」に言及している著者紹介を読んでいるはずだが。「兵士というもの」には英軍の捕虜になった副官がいた関係で「トレイシー」にあるようにフォート・ハントで日本側関係者との会話を盗聴されていたウルリヒ・ケスラー将軍が映っている写真を掲載しているので余計だ。大木毅に付き合うとクノップの「ヒトラーの戦士たち」で大体書かれている赤軍の捕虜になってからのパウルス元帥の「新ネタ」を読まされるし「フィリップス提督の死が帝国海軍を拘束した」という思い込みに従えば?小澤治三郎は昭和19年に大鳳なり瑞鶴なりと一緒に運命を共にしなければいけない事に気がつかない。最近Wikiで知ったが大鳳の菊池朝三艦長は「艦と運命と共にしなくても」予備役編入にもされずに順調に出世していた。つまり昭和19年になっても艦長が艦が沈没する前に退艦しても出世に関わりがない事になる。

 渡辺洋二の本で赤城の最後の艦長で佐々木すみ江の義父でもあるという青木泰二郎海軍大佐を非難しているというので書泉グランデで探してみると文春文庫の頃に読んだアメリカ軍の捕虜になった海軍の搭乗員の話だと思ったら出ていない。書名が分からないのでiPadでWikiを検索すると「戦雲の果て」という本だった。この本の元山空の整備士官を取り上げた個所で「「赤城」のときも元山空でも多勢の部下を見捨てて、青木大佐は逃げ去ったのだ」と酷評している。森史朗の「ミッドウェー海戦」は「敗戦時には元山航空隊司令で海軍軍人生活を終えた」とだけ記すのは、どうだろうか?何しろあの冨永恭次ですらソ連に抑留されたのだから。渡辺洋二は自分が批判しているはずの帝国海軍の「不文律」から脱却出来ていないのに気がつかないわけだ。一ノ瀬俊也大先生様は武蔵の生存者の運命に関わる岩淵三次が霧島の最後の艦長だと知らないだろう。