何か洟が出るような日 | 無駄話。

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鬱病・適応障害持ちが書く与太話です。「下劣な党派心」による「あら探し」が多いので、合わない方はご遠慮願います。

 昨日はすぐに寝付けたようだ。日中は特に眠たい事はなかった。

 夜になってから洟が出て来たので風邪を引いたらしいので風邪薬を飲んだ。

 一昨日保阪正康の「近代日本の地下水脈 Ⅰ」という本を買って読んでみたが東條英機の伝記を書いているのに「あの戦争」は東條に責任があるかのように書いていた。大日本帝国は軍が意に添わない大正天皇を「遠眼鏡事件」を流布して「主君押込」したとか軍が統帥権を盾に暴走したとか書いているのには呆れた。大正天皇については原武史の本とよく似ているので影響を受けているようだ。軍人勅諭は軍人が自由民権運動に参加しないように山縣有朋が勧めたかのように書いているが、それなら何故軍人は政治に関与しないようにしたはずなのに、いつから政治的な振る舞いをする軍人が出て来るようになったかを論じるべき。それでいて嫌に石原莞爾を礼賛している。あんな頭の中で「五族協和」な「王道楽土」という思いつきで満洲事変を引き起こした男のどこがいいのかが分からない。「終わり良ければ全て良し」という辻政信や若林東一あたりとどこが違うのか?日本軍のあり方を批判する中でドイツ軍は第二帝政時代に市民社会が成熟してシビリアン・コントロールが進んだとは呆れた。ドイツ革命まで封建諸侯に忠誠を誓っていたのでヴァイマル共和国を毛嫌いして「国家の中の国家」を標榜した末にヒトラーに忠誠を誓う事には疑問は持った人はいても「軍旗宣誓をしたからには逆らえない」と亡国まで従っていたではないのか。ルーデンドルフ独裁があっても「ユダヤ人と社会主義者により背後からの一突き」を主張したのはどこの軍隊か?「零時」後もヒトラーと彼の側近達、特にSSに責任をなすりつけて「国防軍神話」が流布していたのを知らないのか?保阪正康が書いた中で海軍がほとんど出て来ないので「軍」とは陸軍を指すようだ。四竈孝輔の「侍従武官日記」は書名を出さないで言及しているが。

 あまりにつまらないのでメルカリに出品したらすぐに売れたので発送しようと近くのスーパーで買ったビニール袋に入れようとしたら本当にゴワゴワして開ける事が出来ないのが続くので改めて近くのドラックストアで買ったものが上手く開いたのでこちらに入れた上で封筒に挿入して発送した。ゴワゴワビニール袋の塊は古本屋行きの本が入った段ボール箱の詰め物にしか使えない。