はるばる来たウルガタ | 無駄話。

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鬱病・適応障害持ちが書く与太話です。「下劣な党派心」による「あら探し」が多いので、合わない方はご遠慮願います。

 昨日はすぐに寝付けたようだ。

 eBayで買ったクレメンティーナ版ウルガタが届いた。開封するとカバーに破れがあって本体もどこかに落としてぶつけたみたいな痕跡があったが本自体は「新本」というのでまあまあのようだ。イタリアの出版社の本だが四谷の旧中央出版社ことサンパウロと同じ屋号とシンボルマークをつけているので、こちらも聖パウロ修道会が経営しているのか?本文は引照が少しついていて詩篇の篇数には光明社版旧約聖書の訳文みたいに七十人訳式のウルガタのそれにマソラ本文式のそれが括弧つきでついている。

 一口で「ウルガタ」と言っても新本で買えるのはグーテンベルク聖書の復刻版かクレメンティーナかドイツ聖書協会の校訂本か新ウルガタ?室町後期から慶元期に宣教師が日本に持参したり日本人でラテン語を学んだイルマンやパードレがセミナリオで学んだで読めるようになったりしたテキストが「ウルガタ」と単純に言ってもドイツ聖書協会版と新ウルガタは除外してクレメンティーナは文禄には渡来するとしても、それ以前は印刷本のどれかになる?