カルヴァン派の詩篇歌集 | 無駄話。

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鬱病・適応障害持ちが書く与太話です。「下劣な党派心」による「あら探し」が多いので、合わない方はご遠慮願います。

 

 

 昨夜も午前1時過ぎに寝て、すぐに寝つけた。この頃、寝つきが悪い夜が続くが、先週の週末くらいから寝つきがよくなってきたようだ。

 先週、御茶ノ水のオアシスで先行販売?らしい「詩篇歌集」を買った。神戸のカペナンター書店発行、いのちのことば社販売と奥付にある。カルヴァンとド・ベース以来の「韻文による詩篇」とあるが、文語体。別に「みことばをうたう」という教文館から出ている似たような詩篇歌集があったけれど、一昨年出た割には教文館のネットショップすら在庫がない。HMVに在庫があってポイントもあったから、こちらで購入した。こちらも文語体だが、「詩篇歌集」のように最初の節は楽譜の下に印刷して入らない節は下部に歌詞として印刷されているのではなく、左側の頁に譜面が、右側の頁に詩篇が全部印刷されている。「読むことの歴史」のカルヴァン派の個所で詩篇を韻文に訳した歌集を編纂したとあったが、カルヴァン派を知らないから何を書いているのかが分からなかった。だからナントの勅令廃止後にカトリックへ改宗させたユグノーから没収したジュネーヴ詩篇歌の代わりに与えた(ヘブライ語からの翻訳?)詩篇があったわけだ。人文主義と宗教改革の枠内での詩篇の翻訳の流れとして見るには面白いが、「改革教会は、少数者・亡命者の教会」といってもセルヴェを焼き殺したジュネーヴの独裁者カルヴァンと同じ信仰の持ち主だけ?カルヴァンはクロムウェルや亜流めいた革命家達の原型みたいにしか見えない。