ヤフオクで落札されなかった雑誌類などを専門に扱うような古書店に買い取りを申し込んだら、今日、見積もりのメールが着た。ここは手数料を取るから見積額より実際の買い取り価格とは差が出来るが、ないよりはマシだ。段ボール箱では上手く入らないから、この前、Amazonがギュッと品物を突っ込んだ紙の袋がいい大きさなので、これを利用する事にした。メンタルに行く時に郵便局から品物を発送した。
丸善で本を冷やかしていると、フランス語から訳された「世界の謎」といった内容の本(といっても、基本的にはヨーロッパの話し)があった。編者の名前から何だろう、と思ったが、「鉄仮面」の囚人について、編者のプティフィスが書いている。「ルイ14世の真実」という本で、この主題で本を書いていると紹介されているから、その本を読みたいがフランス語では読めないし、英訳はないらしい。彼自身が触れているマルセル・パニョルの本など邦訳がある本が当てにならないのは分かっている。しかし、「鉄仮面」の囚人が逮捕された当時、王侯貴族や著名人で行方不明になった者はいないのは自明の事だが、王族でも名門貴族でもない何らかの秘密を知ってしまった名もない下僕が正体でした、とは。パニョルの本などと同じ史料を使って、正反対の結果が導き出すものだ。いっその事、その「鉄仮面」の囚人の本が出ないものだろうか。ルイ14世の時代では小物の囚人を監獄に放り込むものらしい。
この本(3巻本だが)では聖骸布も取り上げているが、同じ原書房で出ていた「図説・失われた聖櫃」にも神殿騎士団とセットで出て来るテーマだ。昨今のと学会の「謎解き古代文明」で「聖骸布の真実」だと「例証」していた例を「こういう事を主張されています」という扱いだ。と学会の本で以前は同じ人が「謎解き古代文明」で否定している白水社から出ていた本を受け売りした「写真」説が正しいかのように書いていたものだ。随分と無責任な「謎解き」だ。これでいくと別の「例証」を主張する出版物なりホームページなりがあったら、また乗り換えるかもしれない。言ってみれば、聖骸布は存在している事が明らかな14世紀当時の技術では出来ない「手法」で創作されたオーパーツだと認めたらいいのに。
さて今までのカウンセラーは今日で終わりだ。