「新共同訳第2版」?それとも「新共同改訳」? | 無駄話。

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鬱病・適応障害持ちが書く与太話です。「下劣な党派心」による「あら探し」が多いので、合わない方はご遠慮願います。

 日本聖書協会発行の「SOWER」と「年報」が届いたので読んでみました。昨年末に10年後の刊行を目処に新しい聖書の翻訳事業を開始した事を伝えていました。昭和62年に刊行された「新共同訳」では古くなってきたらしく、「美しい日本語訳」を目指した新しい翻訳を刊行するわけです。
 今年刊行予定の聖霊派の「現改訳」聖書みたいな御題目ですが、「共同訳新約聖書」みたいな読者不在の観念論で失敗した事がありますから、どういう翻訳になりますやら。
 ところで書名は何とつけるのでしょうか?今はお尻に「第3版」とつけた新改訳みたいに「新共同訳第2版」(出た版ごとに「第×版」と末尾につける「広辞苑」にも似ていますが)とするのか、それとも「新共同改訳」とでもつけるのか、知りたいものです。または「大正改訳」みたいに「平成改訳」とするのでしょうか?
 これでカトリックの聖書学者達が関わるので、フランシスコ会訳の完本の発行が、また遅くなるのでしょうが。こちらは発行の目処が、分冊版全巻刊行後から5年のはずが、未定になっていますが。