姿 美保子です
いつも【レビュー・ステイション】をお聴きいただき
ありがとうございます。
23日(金)の放送予定は
雪組新人公演「ルパン三世」感激日記です。
新人公演の主演は 永久輝(とわき)せあさん
2011年入団の97期生(研4)です。
97期生は2009年に音楽学校に入学していますが、
実はこの年は 従来からの実技試験が廃止され
将来性や幅広い個性、才能、熱意などを審査する選考方法へと
大きく入学試験方法が変更となった年です。
そのため受験倍率は85期生以来の高倍率(約28倍)となり、
合格発表取材では 今までにない自由な雰囲気の受験生が多いと感じました。
変革の大きな期待を担った97期生の
主席入学者が 永久輝せあさんです。
入学式では総代として
「必ずりっぱな舞台人になるよう努力します」と
おだやかですが堂々とした答辞を述べられていたのを覚えています。
そしてその時の印象のまま、
おだやかな中に自信(気概)のこもった舞台姿は
美しい容姿とあいまって、注目を浴びるところとなり
97期生のトップを切っての新人公演主演となりました。
本役の早霧せいなさんは くるくると表情豊かで身軽、
はまり役ともいえるほど見事なルパン三世を演じていらっしゃいます。
では永久輝さんは?
細くて長ーい足、スタイリッシュなルパン。
芸達者な仲間たちに囲まれて いたずらっぽい笑顔がチャーミングでした。
ボルサリーノをちょっと浮かし気味にかぶった次元大介(真地佑果⑤)
和服が似合いすぎる五右衛門(煌羽レオ⑦)
本公演でもこんなに活躍してたかしらと思うほど
この二人のセリフ、動きがいちいちおもしろいのです。
すばらしかったのは 銭形警部(久城あす⑦)
ギョロ目にもみあげ、ガにまた歩きと完璧なビジュアル、だみ声。
中年男の哀愁たっぷりに歌い上げた壮大な銀橋ナンバーには
思わずもらい泣きをしそうになりました。
客席からも大きな拍手が湧き上がりましたね。
そして圧倒的な存在感は カリオストロ伯爵(月城かなと⑥)
望海風斗さんの役は歌う役だったのだと改めて感じましたが
歌もしっかりとこなし、
怪しげな動きとは裏腹に 自信のなさにイジケテル所など
憎めないキャラぶりもみせ、
ドドーン!と主役のようにせり上がってくるあの場面など
かっこいいのか悪いのか、
まさにアニメの登場人物のようでみごとでした。
ジャンヌ(花瑛ちほ⑥)と
女優のマリー・ルゲイ(愛すみれ⑥)の
やりすぎない抜け感が好印象でセリフも聞き取りやすく
ストーリーがよく伝わってきました。
ヒロインを演じた星南のぞみ(せいな)さんは研3
マリー・アントワネットの豪華な衣装が似合う一方、
初ヒロインらしい清楚なイメージを受けました。
-囲み取材より-
永久輝せあさん
「ルパンの軽さとみんなを引き付ける魅力、
男役としてのたたずまいのバランスが
なかなかとれなくて苦労しました」
(挨拶での涙は?)
「(挨拶の)幕があくまでは終わったという気持ちもしなくて
放心状態だったのですが
言葉を発しているうちに 聴いて下さるお客様と
後ろに並んでいる皆の何かを感じて
何だか気持ちが高ぶってしまいました」
(客席からの視線を一斉に受けたことは?)
「本当に緊張しました。
でもどこか冷静な自分がいて
皆様の集中力にに負けない心が大事なんだと
反省しました」
こわさは感じませんでしたか?と重ねて尋ねてみましたら
「こわさより とりあえず緊張しました」
との答えが返ってきました。
舞台人としての度胸はなかなかのようで、
これからが楽しみ、注目していきたいです。
星南のぞみさん
「きょうまで不安だらけだったんですけれども
とりあえず自分ができる精一杯を新人公演でできるよう
毎日、永久輝さんとがんばってきました」
「ベルサイユ宮殿から飛び出して
素のマリー・アントワネットの部分を出すという役作りが
とても難しかったです」
会見でもまだまだ緊張が取れない様子でした。
雪組新人公演「ルパン三世」
ラジオでの感激日記もお楽しみに























今年の抱負