樽井美帆です![]()
現在、東京宝塚劇場で
退団公演中の宙組トップスター
凰稀かなめさん
2014年12月15日(月)、
宝塚大劇場を卒業されました。
私はショー
『PHOENIX宝塚!!-蘇る愛-』から
取材させていただきました。
見事にそろったお客さまの手拍子
客席の温度もいつもより
10℃は高かったように感じました
千秋楽ということで白い洋服を着た
ファンの方も大勢いらっしゃいました。
凰稀かなめさんが七変化を披露するシーンでは、
刑事キタロール(緒月遠麻)に対抗して、
凰稀かなめさんも刑事キタロールと
同じ衣装で登場します。
いつもは敵対しあう二人ですが、
千秋楽では二人で手をつないで
ルンルンとスキップ
「やっと双子になれたね!」と
喜びあったのもつかの間、
凰稀キタロールがバーンと
ピストルで緒月キタロールを
撃ってしまいました
どこかで見た光景・・・
「白夜の誓い-グスタフⅢ世、誇り高き王の戦い-」の
ラストシーンですね。
アンカーストレムがグスタフを撃つ
それが反対になってしまいました!
緒月キタロールは「グスティ・・・」
と悲しそうに名前を呼んでいました
凰稀かなめさんの甘い声・セクシーな声が炸裂し、
舞台と客席が一体となったショーが
繰り広げられました。
サヨナラショー開演前に
寿つかさ組長が
100周年のラストを無事に締めくくることができ
大変うれしく思っておりますと
あいさつをされました。
続いて、
4月21日付けで星組に組替えになる
七海ひろきさんよりごあいさつ
宝塚はひとつだと思っております。
12年間宙組で生きてきました。
この思いを胸に、星組に異動しても
ステキな舞台をお届けできるよう
一日一日頑張っていきます。
来る人には楽しみを、
帰る人には喜びと幸せを、
この思いで精一杯頑張っていきたいと思います。
そのあと、寿つかさ組長より
凰稀かなめさんの経歴が
紹介されました。
2005年
「霧のミラノ」新人公演初主演
お客さま・仲間たちの温かさを感じたと同時に、
舞台の怖さ・真ん中に立つ大変さを感じました。
2008年
「凍てついた明日-ボニー&クライドとの邂逅」
初めて芝居が身体に入ってきた感覚を覚え、
お芝居の楽しさを知りました。
2009年
自分自身を変えたくてもがいていた時に
星組に組替えの話をいただきました。
人見知りの自分にはとても怖いことでしたが、
その怖さの中にもどきどきワクワク感がありました。
2013年
「風と共に去りぬ」レットー・バトラー
これほど難しい役はないと思いました。
宝塚人生・私の人生すべてを捨てて挑んだ役です。
最高に好きな役です。
2014年
「ベルサイユのばら-オスカル編-」
宝塚に入る前から好きだったオスカルをさせていただけて
本当に幸せでした。
先生方の熱い思いを胸に100周年の最高の
「ベルサイユのばら-オスカル編-」を作ろうと
ぶつかり合いました。
緒月遠麻さんもメッセージの中で
「ベルサイユのばら」についての思い出を
次のように綴られていました。
下級生のころ凰稀とオスカルアンドレごっこをして
写真をとったことがあります。
その時はどう見ても余興でした。
そんな私たちが時が経ち、
オスカルとアンドレとして舞台に生き、
心がふるえるような芝居ができたこと一生忘れません。
この広い世界の中で
どれだけの確率で出会えるのだろう。
出会いがあれば別れもある。
だけど一生の別れではない。
私の心の中には、みなさまと一緒に過ごした
時間・温かい日々・声や笑顔、
拍手が深く刻まれています。
みなさまに出会えて感謝です。
ありがとう、本当にありがとう。
凰稀かなめさんからのメッセージが紹介され
いよいよサヨナラショーの開演です。
かっこいいファンファーレでスタート!
2012年
「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」より
「銀河の覇者」
真っ白な衣装で大階段中央に立つ
金髪ショートヘアの凰稀かなめさん
周りでは銀河帝国の軍服姿の
男役さんが踊ります。
ああ、友よキルヒアイス、
傍らで私とともにあるのだと
朝夏まなとさんに語りかけます。
2010年
梅田芸術劇場メインホール公演
「ロミオとジュリエット」より
「本当の俺じゃない」
凰稀かなめさんの電飾文字サインが輝く中、
哀愁たっぷりに一人で歌います。
2013年
「モンテ・クリスト伯」より
「手をのばせば」
凰稀かなめさんと
白いドレスの実咲凛音さんのデュエット
愛・せつなさ・優しさが劇場を包みます。
2013年
「Amour de 99!!」より
「Lullaby」
凰稀かなめさんがソロで歌います。
2012年
「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」より
「Sunset Valley」
青い衣装の緒月遠麻さんと
純矢ちとせさんがデュエット
2014年
凰稀かなめディナーショー「Metamorphose」より
「Metamorphose」
退団する緒月遠麻さんと
水色の衣装の風羽玲亜さん・留美絢さんが歌います。
2014年
中日劇場「シトラスの風Ⅱ」より
「明日へのエナジー」
黒い衣装で裏地が赤・オレンジ・黄色の
おなじみの衣装のダンサーと
白い衣装のゴスペルシンガーが登場
凰稀かなめさん
朝夏まなとさん
七海ひろきさんが歌い継ぎ、
大勢のコーラスとなります。
ものすごいパワーと気迫と感動!
最後は、
2012年バウホール
2014年中日劇場
「ロバート・キャパ 魂の記録」より
「魂の記録」
全員のコーラスとなります。
凰稀かなめさんは宙組カラーの衣装
組子のみなさんは真っ白な衣装
客席にはペンライトが輝きます
フェニックスの羽の形を
モチーフとしたペンライトです。
組子全員前を向いている中、
一人背中を向けて階段を上っていく
凰稀かなめさん
見送ってもらわないところが
凰稀さんらしいラストシーンだなと
思いました。
そのあと退団者が
黒紋付・緑の袴で
一人ずつ順番に大階段をおりて
あいさつをします。
留美絢さん
風羽玲亜さん
緒月遠麻さんに続き
いよいよ凰稀かなめさんです。
組子が「りかさ~ん」と呼びかけると
凰稀かなめさんが「は~い」と返事をし、
オーケストラがすみれの花咲く頃を奏でると、
大階段の一番上に凰稀かなめさんが登場!
衣装は
緑の袴か黒燕尾か・・・
一瞬の静寂・・・
えっ!何?
おお~
ひえ~![]()
うきょ~
涙も引いてしまうほどの驚き!
なんと
真っ白な軍服で登場されたんです
同期生からのお花は
花組 紫峰七海さん
凰稀かなめさんの胸元に
ワインレッドのカラーのコサージュをつけました。
組からのお花は、
朝夏まなとさんから
ワインレッドのカラーの花束が渡されました。
カラーは白が一般的ですよね。
このワインレッドのカラーは、
ずっと考えていた
凰稀かなめさんのこだわり!
寒いので花が緑色になってしまっていて
探すのが大変だったそうです。
濃いの濃いのと探し、
やっと昨日見つかったんですと
おっしゃていました。
こんなにもたくさんの方々が、
私たちの卒業に涙を流してくれていること、
本当に幸せでございます。
人のために泣き・喜び・悲しみ・怒る
私の側には、形には残らない心を
教えてくれる人がいました。
15年間、私を支え見守ってくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
本日を持って宙組6代目、宝塚大劇場を卒業いたします。
みなさま、心からありがとうございました。
と笑顔で晴れやかにあいさつされました。
FOREVER TAKARAZUKAを歌い
その後アンコールは6回
みなさんが大好きです。
本当に幸せです。
ありがとうございました。
1階のみなさん、ありがとう
2階のみなさん、ありがとうございます。
いつまでもこの光景忘れません。
ありがとうございました!
みなさん本当にありがとうございました!
名残惜しさが残る中、
幕がおりました。
続いて、記者会見が行われました。
千秋楽公演を終えて
まだ東京もありタカラヅカスペシャルもあるので、
まだ宝塚を卒業したという実感はまったくないのですが、
まずはみなさまに感謝の気持ちでいっぱいでございます。
本当にありがとうございます。
あいさつ時の衣装について
うたかたの恋のラスト
天国でルドルフが着ていた衣装です。
宝塚人生で、軍服がとても多かったと思います。
本来なら今日もマントをつけたかったくらい。(笑)
そういうイメージがファンのみなさんにもあったと思います。
今までのトップさんが着たことがないような衣装を着たい
という思いから、無理やりなことをしてしまい、
みなさまにご迷惑をおかけしましたが、
一番はお客さまに喜んでいただくことだと思いましたので、
この衣装を選ばせていただきました。
登場時の歓声・悲鳴は聞こえていましたか?
はい。聞こえていました。
みんなビックリしただろう、よしっ!という気持ちになりました。
風と共に去りぬの時に退団を決めて、
そのあとオスカルをさせていただいた時に、
軍服姿やっぱりいいなと思いました。
マントやブーツは正式な場では着るべきものではないと思ったので、
ルドルフの衣装がぴったりだと思いましたし、
素敵な衣装を作っていただいていたので。
勘です!
私からはこんな質問を2つしてみました!
「明日へのエナジー」はものすごい気迫で
感動的でしたが、あのシーンは
凰稀さんのご希望ですか?
中日公演で上演しましたが、
宙組は半分に分かれていました。
宙組発足時に上演されたもので、
宙組のものというイメージが私には強いです。
発足から17年。
途中から宙組に入った者でも、
宙組の精神を受け継いでほしい、
私もちゃんと知りたい。
先につなげていきたいと中日公演で
やらせてもらいました。
本当は全員で大劇場でやりたかった作品です。
私は未来に向かって突き進んでいきますし、
みんなはこれからの宙組をどうしていくか
どういうふうに自分がなっていきたいか、
未来への希望としてみんなで一緒にやりたいな
という思いでさせていただきました。
昨年の記者会見で、
100周年のキャッチフレーズを
「宙組は一番愛される組になりたいと思います」と
お答えいただきましたが、
今の宙組は凰稀さんからご覧になって
どんな組ですか?
愛されていると思います!
表情も豊かになりましたし、
もともと持っている素直さや純粋さが
ちゃんと出るようになってきた。
客席に飛ばせるようになってきました。
お芝居でも繊細さが出てきたり・・・
まだまだではあるんですが、
一歩一歩ちゃんと前進しているのが見えているので、
これからもっともっと変わっていけるだろうし、
本当に無限の力を持っている子たちなので、
これからの宙組を応援していただけたらいいなと思います。
様々な表情と声で、
丁寧で誠実な言葉で
落ち着いて答えられる
凰稀かなめさん
魅力的な七変化会見でした![]()
今日退団を意識した瞬間は?
実はいまだに分からないんです。
もしかしたらすごく実感してしまっているのかな。
昨日の夜、おとといとかはちょっと緊張しましたが、
今日も舞台に上がった瞬間
いつもより冷静に舞台に集中できました。
もちろん寂しさはあります。
だけど、私が泣くべきところではないな、まだ。
お客さまが今までの私を観てきてくださって、
色々感じてくださるお客さまの涙だと思いますし、
私は千秋楽までもっともっといい舞台を作って
お客さまに楽しんでいただきたい。
自分のことで涙を流すことがもともとあまりないんですね。
もしかしたら東京の千秋楽の次の日、一人で泣くかな?
その涙はとってあります。
同期生で退団同期ともなる緒月さんとは
今日何か言葉を交わしましたか?
影段でスタンバイするときに、
お願いだから早く来てと言われました。
だから早く行ったら緒月はモニター見て
ボケーとしていました(笑)
どうしようどうしよう緊張するというので、
背中をずっと叩いたり、握手して
いってらっしゃいと言いいました。
そんな緒月をあまり見たことがないので、
逆に私は冷静になってしまいました(笑)
『レビュー・ステイション』用に目線いただきました![]()
東京の千秋楽のあいさつ時の衣装は?
さぁ~?お楽しみに~!
とバトラー風にカッコよく答えてくださいました![]()
手形を見て
「すご~い」
「すごいシワ~」と
可愛くオスカル風に![]()
手形は1月1日より宝塚歌劇の殿堂に
展示されています。
礼儀正しい凰稀かなめさん
ありがとうございました!と一礼され
報道陣の拍手に送られ
失礼します!と会見場を後にされました。
パレードに集まったファンの方は約6000人
瑠美 絢さん
風羽 玲亜さん
緒月遠麻さん
ファンのみなさんの準備万端
白いリムジンが登場![]()
そして、黒紋付・緑の袴姿の凰稀かなめさんが
登場されました!
門の外にるファンの方まで歩いて行って
手を振って感謝の気持ちを伝えられていました。
いつまでも忘れません。
かなめさん、たくさんの愛と夢をありがとう!
という掛け声に見送られる凰稀かなめさん
凰稀さんがリムジンに乗り込んでしまって
寂しさが漂ったその時!
サンルーフからピョコンと顔を出して
笑顔で手をふる凰稀かなめさん
キャ~![]()
と大歓声のファンのみなさん
ジャーンとかピョコなど
自分で効果音を発しながら
サンルーフから顔を出す
サービス精神旺盛な凰稀かなめさん
警察の方や警備員の方にも凰稀かなめさんは
ありがとうございますと
あいさつをされ宝塚大劇場を後にされました。













































