JB 河口湖-A series 第1戦 ラッキークラフトCUP
Field 山梨県 河口湖
釣れなかったなりに振り返りたいと思います。
トーナメント前日、練習日。
この日、関東地方は大荒れになる予報。
荒れる前に出船しようと、準備を終えてボートを下ろしに湖に行きましたが、すでに風が強く、雨も降っていた。
出場選手のほとんどが練習するのを諦める中、松井さんと同船で出ました。
ボートで走るには走れるのですが、エレキでボートを止めるのがやっとで、雨が顔に刺さる様に風が強い状態。
風裏や時々、風が弱まるタイミングで数ヶ所を周り、バスの姿も見れたので、昼頃にはプラクティスを終了しました。
一週前も風が強く、シャローの生命感は少ない感じでしたが、タイミング次第では50upも狙える状態でした。
この時期は手堅い釣り方は少なく、直前の湖のコンディションによっては渋くなる傾向があります。逆に好条件が揃えば5キロ、6キロはいってしまうのです。
トーナメント当日
前日に比べると穏やかで天気もいい朝でした。
ただ、晴れるとほぼ風が吹きます。
この天気だと、釣れるタイミングは朝イチか帰着間際の風が止んだ一瞬だと予想していたので、朝イチのポイント選択が重要になってきます。
フライトは早い方だったので、プラクティスで良かったエリアに直行しました。
まずはポークルアーのジグヘッドでフォールやスイミングでポイントを探っていきます。
アピールが弱いルアーなので、同じポイントをコースを変えたりしながら、何回かトレースするもノーバイト。
見に行ってみると、バスはそのポイントには、まだ入っていませんでした。
次にそのポイント近くの、葦を見に行ってみます。
1ヶ所だけ水深があって葦が入り組んだ所があり、そこは前日にもバスを見ることが出来ました。
見ていくと葦の中にバスらしい姿の魚を発見!
PEにスモラバを結んだタックルに持ち変えて、キャストすると、バスの少し奥の見えない所に着水。
バスは向きを変えましたが、ルアーまでまだ距離がある様子、少しくシェイクをしてピックアップしようとテンションをかけると何か違和感が!
ロッドを立てると、葦の奥の水面が割れて、カバババとバスが頭を振りはじめました!!
見えていたバスに動きはなく、違うバスがバイトしたようです。
慌ててリールを巻きながら葦をかわそうとしますが、バスは抵抗します。
葦を乗り越えられなそうなので、テンションを張ったまま、ボートで近づいていくと葦に潜られたのか、全く動かなくなってしまいました。
嫌な予感はしましたが、近づいて見ると、フックに掛かっていたのはバスではなく葦に変わっていました。
ラバージグのフックが伸びてバスから外れて、葦に掛かっていたのです。
やってしまいました…。
痛すぎるバラシ。
バスを発見出来た事から、ポイントの選択に間違いはないと信じて、次に気持ちを切り替えます。
しかし、もう風が吹き始めていました。
同じエリアのシャローを見て行くといいサイズのバスを発見。
ルアーをキャストしてみると反応は悪く、動いてしまいました。
それからは風が吹く中を走り回ります。
同じポイントに何回も入り直したりと、タイミングを合わせにいきますが、何も起きません。
帰着時間ギリギリまで粘りましたが、ノーフィッシュのまま終了。
全体で13匹のバスが持ち込まれ、複数匹釣った選手はいませんでした。
結果的には厳しい試合になりました。
時期的にはもう少し釣れてもいいのですが、大会の2週間前頃から吹き続けた強風が、シャローに動き出したバスをとめてしまった様に感じました。
魚を掛ける所まではいったのに、持ち帰る事が出来ず残念で仕方がないです。
今回は色んな面で準備不足でした。直前まで出れるのかわからないぐらい時間がなく、そんな状態では駄目ですね。
春の河口湖は比較的状況が読めるのに、なかなか勝つ事が出来ず悔しさだけが募るばかり。
結果は0でしたが、先週とは全く違う釣り方で魚に触れる所までアジャストできたのは良かったです。
機動力がアップしたので、今までのトーナメントとは違った展開が出来ました。
ボートに慣れればもっと釣れそうな気がします。
釣行を重ねて、今回の悔しい思いをトーナメントで爆発させて勝ちたいです。
次の第2戦は6月、たくさん釣りたい!!
トーナメント後の画像です↓
会場前。
仲間で唯一、バスをキャッチした晋豪。
大会終了後のぐだぐだタイム。
松井さんのバスボート。
福山艇。
上の2つが松井さんのメインルアー。
下のスモラバは私のです。
フックが
ビヨーンと伸びてしまいました(涙)。