JBⅡ河口湖第1戦 | 哲也の部屋

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~福山哲也と松井哲也の釣り~

福山チーム 前編

梅雨入りした関東地方、試合当日も雨の可能性が考えられ、曇りや雨用に明るい偏光サングラスを買いに釣具屋に走りました。しかし目当てのモデルはないようで注文に…試合前日に間に合わず、雨が降ったらどうしようと思いつつ河口湖に向かう事になりました。


前回のトーナメントから2週間が経ちました。悔しい思いをしたイースタン河口湖Aの第1戦の鬱憤を晴らしたいものです。

この試合は2人乗りのトーナメントなので、相棒の稲垣くんとプラクティスから同船です。
晴れて風も弱かったので、浅いレンジを見ながら湖を一周、するとバスの姿が2週間前と比べて少ない様でした。
バスのスポーニングは終盤でしょうか。それにしてはスポーニングを終えたはずの魚の姿も少ないんです。

E河口湖A第1戦の時は前日のプラクティスを終えた時点で30匹近いバスを確認出来たのに対して、今回はその1/3程。
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相棒がシャッドで一匹釣りましたが、かなり厳しくなる事を覚悟してプラクティスは終了。唯一良かったとすれば、心配していた天気は晴れだという事ぐらいでした。

当日
JBⅡ第1戦、開幕です。
ミーティングを終えて、スタート順を決めるじゃんけんをします。ゼッケン1番の選手と最後の選手で行います。
ちなみに最後は私なんです。

この週末は河口湖で漕艇の大会が行われており、それを考慮して、競技エリアが制限、航行のデットスローエリアが広くなります。ということで、いつもよりもスタート順が重要になってくるんです。

このじゃんけんは勝たなくてはいけません!
じゃーんけーんぽん!













やっちまいました。負けです。
昨日見つけたバスを3匹を釣る事が出来たら優位に試合を進める事が出来ると思っていたのに、ショック。
勝っても負けてもスタートはする訳で、打ちひしがれてる間もなく、参加選手の全員の後ろ姿を見ながらスタートしました。


まず向かったのは前日にバスを確認していた大石方面のシャロー。近づくと選手はいませんでしたが岸釣りの方がいたので、移動してくれる事を願いつつ、距離を取って沖で釣りを開始しました。

ダウンショットを投げて待っているとビビビっと私のロッドにアタリがありました、合わせてみると何かギルっぽい感じ。適当にグリグリ巻いて来るとバスでした。

ネットはパートナーに任せると、早速やらかしてくれました。ネットの繋ぎ目の金具にラインが入ってしまい切れる可能大。

ドラグを緩め何とかネットイン。ラインはチリチリになっていました、危なかった。キャッチしたのは放流の400、500gですが朝イチで魚を逃すのと取るのでは大分違って来ます。まずは一安心。

適当に投げた所で釣れたのでラッキーでした。実はこの一匹がこの2日間に渡り重要なヒントになるのでした。


そうこうしていると岸釣りの方が動きました、すぐに見に行くと昨日いたバスの姿はなく、しばらくすると帰って来ました。
リグを入れるとすごい勢いで逃げて行き、その後姿を現す事はありませんでした。

次に2匹いたバスを見に行くがいません。なかなかプラン通りには行かないものです。


少し焦りましたが、昨日よりも水中が見易い状況なので、めげずに探して行くとボートの真下にいました。ポークルアーのダウンショットを落とすとパクっと食べてくれて2匹目キャッチ。

次を探します。

後編へ続きます。