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毎週水曜12時~の「ゆったり東久留米」乙女のトキメキ

2023年3月15日の「まきこ先生の笑顔の食卓」の放送内容をお届けいたします。

 

★まきこ先生の笑顔の食卓★

このコーナーは氷川台にあります、クッキングサロン「タイム」、

馬場麻記子先生のご協力の下、今夜の夕飯に役立つ情報をお届けいたします。

 

今日のテーマは薬膳道場「お腹の中から温める」

「蕪のすり流し」のご紹介ですウインクキラキラ

 

薬膳では、蕪は「五臓を補う」と言われ、内臓の働きを良くする野菜で、昔からお腹の薬に利用されています電球

胃腸を温め、胸やお腹の冷えからくる痛みを和らげます。

白い根っこの部分には、消化を促す酵素、ジアスターゼが含まれているので、消化不良に効果があります。

胃が重い時には、蕪をよく煮て食すると、重さを和らげてくれます。
また、咳が出る時には、生のおろし汁を食べると、炎症を鎮める作用もあります。
今日は蕪をゆっくりと煮て、すり流し汁を作ってみましょう。

すり流しとは、野菜や魚介類をすり潰して、だしでのばした汁物のことを言い、日本の伝統料理の一つです。

だしの香りを生かし、素材の味を丸ごといただきます。

すり鉢を使ったり、漉し器で裏ごしをして作るのが、昔からの調理法ですが、今日は手軽にミキサーを使って作ります。

 

《蕪のすり流し》

<材料>2~3人分
カブ    3個(1個80g~100g位のもの)
だしパック1袋    +水600㎖
酒小さじ2/3    薄口醤油小さじ1/2    塩小さじ2/3

 

◇作り方◇

①カブは葉を切り落とし、皮を剥き、Ⅰ個を四つに切り分ける。

葉は沸騰した湯に塩を入れ、さっとゆがいてから水にとり絞っておく。

葉の茎、1~2本分を葉ごと粗みじん切りにする。

ゆめみる宝石まきこポイントゆめみる宝石

残りの葉と茎は別のお料理に繰り回します。

②鍋にだしパックと、水と、カブを入れ、強火にして沸騰したら、弱火にして蓋を少しずらして10分ほど煮る。

ゆめみる宝石まきこポイントゆめみる宝石

カブに串を刺してすっと通るくらいまで柔らかくなったら、火を止める。

③粗熱がとれたら、ミキサーでなめらかになるまで撹拌して、鍋に戻す。再び弱火で温め、酒、薄口、塩で調味して火を止める。お椀によそって粗みじん切りにしたカブの葉を加えて供する。
だしの旨みと、ほのかな塩みの中に、蕪の甘さが感じられ、お腹が温まります。
残ったカブの葉や茎は、お味噌汁に入れたり、みじん切りにして塩で揉んで、しらす干しやゴマと合わせてごはんにまぜても美味しいです。
カブの葉のV.AやCはがん予防に、カルシウムは骨粗しょう症予防に、効果的です。食物繊維も含まれていて、便秘の改善にも役立ちます。
葉も根っこも丸ごと使い切って、蕪の恵みを美味しくいただきましょう。

まきこ先生へのおたよりコーナー手紙

RNゆっぴーさん
蓮根のはさみ焼きを作りました!鶏のひき肉で作ったことはありますが、ツナ缶は初めてです。玉ねぎのシャキシャキ感と生姜でさっぱり、美味しくて、あっという間に食べてしまいました。辛子醤油が合いますね。おつまみとしても(good)ですウインク
れんこんの切り方が少し厚めだったのが、反省点です。

いつも美味しいレシピをありがとうございます。
★お写真もいただきました。
白菜とにんじんのナムルとの組み合わせも美味しそうですね★

RNアリエル先輩さん
葛根甘酒作りました。う〜ん おいしい!

敬遠していた甘酒が味に締りがあっていい味、トロっとホッコリしました 簡単だし また色々教えてください飛び出すハート 

RNポラリス姫さん
タラのトマト煮を作りました。

トマト缶だけで 煮詰まりはしないか心配でしたが、中弱火を守りましたら、トマトも煮溶け 野菜も柔らかくなり しっとりした仕上がりでした。

タラもムニエル風に焼いたため 身も崩さず よそうことが出来ました。口に含むと タラが、ツルッとゆっくり 身が割れて 大きな切り身でしたので、食べ応えもあり、トマトソースに絡まった野菜と美味しく戴けました。

まき子先生の味付けは、常に 素材の味が 生かされています。
★お写真もいただきました。美味しそうですね。★

RN市川のロコママさん
『根菜のコロコロ煮』作りました。煮物は作っていたものの、、なんとなく味が決まらない悩みはありました。

今回は、教えていただいたポイントをしっかりおさえ、丁寧に作ってみました。

食卓に出した煮物を食べた主人は『今日の煮物おいしいね』と。
しいたけが苦手だった主人ですが、しいたけもおいしいねと、食べていました。

ひねりごまも、美味しさアップになりますね。

いつもはもっと砂糖を使っていたので飽きてしまうような煮物になってしまったのだなぁと反省です。今日もお弁当に入れてみました。
★お写真もいただきました。★

ゆめみる宝石まきこポイントゆめみる宝石

お砂糖が多いと、煮崩れしやすくなり、野菜の風味が薄れます。

いつもの濃いめの味を少し抑えて、火を止めて染み込む時間もお料理のうちと考えると美味しくなりますね。

 

来週のテーマは 「春の食感を味わうチューリップ黄チューリップ赤

「春わかめと蛸の辛子酢味噌」のご紹介です。
<材料>2~3人分
塩蔵ワカメ20ℊ位 タコ(茹でたもの)100ℊ ウド9㎝  キュウリ小1本
練りからし(チューブ)  酢大さじ1(あれば米酢)  上白糖
味噌(できれば白)   塩

 

ぜひ材料をご準備いただき、お聴きください鉛筆

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

~3/15曲紹介~

ベルまきこ先生セレクトベル

3月は卒業、別れの季節ですね。1977年のヒット曲です。

お別れの言葉にかえてこの曲を。
芹洋子「忘れな草をあなたに」