久々レポートでございます。1男ナオヤからです。初のツーライン記事ですね。
すごく丁寧なレポートを書いてくれました。
心して読むように。笑



ツーラインのお仕事について簡単に説明します。
仕事内容は大きく二つに分かれます。
4月から11月までは、各イベントの取材に行って状況説明やインタビューをします。
これは、生中継でスタジオと繋がれて、その場の臨場感や高揚感を伝えるのが大きな役割です。
インタビューをする体験というのはなかなかできないものですが、
この場でみっちり叩き込まれます。僕もまだうまく出来てないのですが、
最初にインタビューをした時よりもなんとなくうまくできるようになった気がします。
体験できるだけでなく、そのあとに、DJの方からアドバイスも頂くことができます。
プロのテクニックを間近で聞けて、なお且つそれを自分で経験できるのは非常に魅力的です。


そして12月から3月までは、いわゆる「冬バージョン」に入ります。
冬はロケには行かずにスタジオで活動します。その理由は寒いからということですが、
実際は、冬になると横須賀でイベントがあまり開かれなくなるというのが本当の理由のようです。
内容は、前半の20分、後半の20分の時間を与えられ、その時間をフルに使い
一人で喋るというものです。各20分間に曲を3曲まで入れる事ができるので、
話すネタさえ見つかれば、なんとかなるのですが、そのネタ探しがとても大変です。
僕自身2回冬バージョンをやったのですが、1つ目は「つまらない」と言われてしまって、
心に傷を負いました。その理由として、既成事実ばかりを述べていて実体験がこもっていないために、まったく興味が沸かないということを言われました。
もう一度自分の作った原稿を読み直すとやはりその通りなのです。
自分がどういう体験をしてそれをどのように捉えたかが重要だと、DJの方は仰っていました。2回目はそのことを考えて、実体験を多く取り入れた原稿を作りました。
内容はセンター試験についてにしました。
テーマが魅力的かどう疑問だったのですが、前回の失敗を繰り返すまいと
自分の経験したことを前面に押し出した内容にしました。
すると、それが功を奏したのか原稿についてはチェックなし。
しかし、ダメだしはしっかりついてきます。
僕のしゃべり方は独特のようで「なおや節」と命名されました。
生まれてこの方、しゃべり方が他の人と違うなんて思いもよらなかったので、非常に戸惑いました。
でも、ラジオで喋るからには、聞き取りやすい喋りかたを求められるのは当然のことで、
新たな改善点を見つけられてとてもありがたいなと思いました。
それを直すためにニュース原稿を渡され、「次回までに直してきてね」と言われてしまいました。
こんな具合で、宿題も出されたりします。
多分僕が相当ひどかっただけなので、これは特例ですが
手厚いご指導をして頂けるのは非常にありがたいものです。


あと、放送前に発声練習もしていただいて、基本から手取り足取り教えてもらえます。
夏、冬の共通の仕事としては、ヤジマレコードによるランキングが毎週更新されるので、
その中から、ランダムに選んだ4曲を紹介することです。
ツーラインは引退するまでの3年間担当するので、向上心を持って取り組み、
責任があることをしっかり認識して活動することが求められていると僕は考えています。
きつい部分もあると思いますが、やりがいのある仕事なのですごく楽しく出来ると思います。



これを読んだ放研メンバーの皆さん、どう思われたでしょうか?
ここで「やっぱりイケメンは書くことが違うなー、おいしい所いつも持っていくなー」なんて
思ってるだけじゃいけませんよ!確かにイケメンですが。


DJの方のアドバイスの中にあった「実体験がこもった文章」。
これを上のレポートで実践している為に臨場感が伝わってきました。
同じツーラインのお仕事をしていても、体験している事は人それぞれ違う訳ですからね。
「他の誰もが書くことの出来ない、自分にしか書けない原稿」
簡単なようで難しいのですが、一番魅力的な文章が書ける秘訣なのだと思います。


テストで忙しいのにレポートありがとう!そしてお疲れ様でした。


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これまで何回かレポートを掲載していて思うのですが、本当にみんな向上心がありますよね。
ブログに載せるから~なんて余所行きの言葉をつらつらと並べている訳ではなくて
実際に毎週毎週のお仕事が終わるたびに「やる気」が目に見えるように上がっているんです。
私も他人事のように書いていてはいけませぬ。日々精進しなくては。


皆さんもレポートどんどん送ってくださいね。


一言でも長文でも。
面白く書いても、真面目に書いても。


それは自分にしか書けないレポートです。
どんな内容でも読んで参考にする人はいます!
ソーシャルネットワークもいいですが送ってくれると助かります…いや、ほんと…笑


BBSもどんどん活用して下さいね。それでは♪