【答え】楕円総合 PieceCHECK 2017-62 | 東大数学9割のKATSUYAが販売する高校数学の問題集

【答え】楕円総合 PieceCHECK 2017-62

 

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先日の、楕円総合の解答です。

 

 

解答

 

(埼玉大  理学部  2014

 

解説

今回は楕円に関する総合問題です。いろいろ聞いていますが、メインは三角関数ですね。

 

 

(1)は距離公式で式を作り、それを微分します。θについての微分なので注意。式は長いですが、示すべき結論は分かっているので、そこからどのように変形すべきか考えましょう。sin(θーt)とありますので、加法定理がカギになりますね。

 

 

(2)は本格的な三角方程式です。意外と難しいのではないかと思います。sinの値が等しい角度がどのような角度なのか、しっかり勉強している人でないと、ここで4つの角度を出せずに差をつけられてしまうでしょう。

 

sinA=sinB のとき、A=B または A=πーB です。一般角にして+2kπ とつければOKで、あとは範囲に合うように「k」を選んでいきます。後者を見落としおがちなので注意。

 

 

(3)は、(2)で出した解が4つありますので、どれかが「かぶっている」ということですね。(2)が出来れば、これは大丈夫かと思われます。

 

 

(4)は楕円上にある3点からなる三角形の面積です。楕円絡みで面積を聞かれたら、2こちらの原則の出番ですね。

 

Principle Piece III-83 楕円絡みの面積→拡大縮小で円にして考える

(拙著シリーズ(白) 数学III 式と曲線 p.18)

 

 

楕円上では、媒介変数に用いているθが図形上に現れませんが、円上だと出てきます。これが円に変換する理由ですね。

 

円になるように拡大すると、この3点で正三角形ができることになります。円上の三角形は、外心Oで三角形を3つに割って計算する方が早いですね。

 

 

 

 

 

 

1.解けた人は、今後の勉強はじっくり演習をしましょう。

2.解けなくて、原則を知っていた人は、思考時間を長くする演習をしましょう。

3.解けなくて、原則も知らなかった人は、原則集めからやる必要があります。

 

 

 

Piece CHECKシリーズでは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」に答えていきます。

 

 

 

 

 

 


関連する拙著シリーズなど

 

 

Principle Piece 数学III 式と曲線

 

 

 

 

 

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