数と方程式(6)~2次方程式 | 【数I・A】
難易度:★
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数と方程式(6)~2次方程式~
本エントリーのGOAL
(1)解の公式を使い、2 次方程式が解けるようになる。
(2)判別式の意味を理解し、2 次方程式が実数解を持つかどうか判別できるようになる。
■2次方程式の解■
一次方程式なら簡単に解けます。因数分解のできる2次方程式も、中学3年生で習いました。
しかし、世の中因数分解できる2次方程式ばかりではありませんし、入試問題では、方程式に文字が入ることもめずらしくありません。
そこで、一般の2次方程式の解を知っておく必要があるわけです。
2次方程式など、入試問題を解くうえではしょっちゅう出てきます。
なのに毎回こんなことをしていたら、時間がいくらあっても足りません。
そこで、これを公式にしようというわけです。
公式=過程を書かずに、いきなり答えを書いてもいい事実です。
したがって、忘れたら上のようにして導けばいいのです。過程も重要です。
2次方程式の解の公式(必ず使えるようになりましょう!!)
xの1次の係数bが、偶数2Bと表されるときには、もう少し簡単になります。
解の公式にb = 2B を代入すると、、、
したがって、以下の公式が導かれます。こちらも公式です。
こちらも使えるようになっておくと、便利です。
2次方程式の解と判別式の関係をまとめましょう。今回は、この部分さえマスターすればOK^^
これこそ「習うより慣れろ」です。適用例を見ましょう。
b=2Bとおくときの公式のラクさが、これでも分かります。
なお、2次方程式では、左辺が以下の公式で因数分解できれば、そのほうが早いです。
ぱっと見て適用できるかどうか分からない場合は、解の公式を適用するほうが早いと思います。
最後に、習いたてのときに定期テストに出そうな問題を一つ。
方程式と不等式は、今回で終了です。
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