フライングキッズでは、毎年、「中学入学準備講座と称して、この春中学入学の生徒さんの指導をさせていただいています。
今年、中学1年生のT君は、「中学受験まで後7ヶ月‼️」という昨年7月にフライングキッズに入会。
夏休みには三宅島のドルフィンスイムだけでなく、名古屋で開催した親子合宿にも参加してくれて、これ以上ないくらいの猛勉強で、2月1日、見事、第一志望の中学に一発合格🈴を果たしました。
T君は、合格と同時に進学する中学でトップを取ることを目標に、先取りの学習を始めました。
そんな中、コロナでなかなか学校が始まらず、フライングキッズへの通塾も安全を考えてzoomでの指導。
粛々と、数学と英語の先取りに励みました。
そして、6月末になり、やっと学校が始まると、英語の単語テスト、数学の小テストで満点‼️
その後に行われた確認テストでも、数学99点、英語99点はクラストップ。
そして、おまけに、コツコツ勉強して、漢字検定も5級と4級に合格。
すると、T君はいつしか、みんなから「天才‼️」と言われるようになったそうなのです。
「天才‼️」なんて言われて、さぞかしT君、喜ぶかと思ったら、T君の思いは、私の想像と違っていました。
「みんなは、僕のこと天才‼️なんて言って、初めから頭がいいように思っているかもしれないけど、僕は人一倍勉強して点数を取っているのだから、天才‼️なんて言われるの心外だ‼️」
これには、私もびっくりしてしまいました。
無邪気に喜ばないところがT君の凄いところです。
私はT君に次のように話しました。
「野球のイチローや、将棋の藤井聡太、オリンピック選手、芸能人やお笑い、何の分野でも栄光を掴む人達は、馬鹿みたいな人知れぬ努力を惜しまない人達なんだよ。そんな努力を面白がって続けられる人を『天才‼️』と言うんだよ。
だから、人一倍努力して点数を取ったT君は、紛れもない『天才‼️』だときっこ先生は思うよ」
そして、この快挙の立役者は、縁の下の力持ちのお母様です。
私が与えた課題を、どうしたら日々こなせるか?
試行錯誤、七転八倒しながら(笑)考えてくださり、コロナ休校中は、学校の授業の時間割と同じタイムスケジュールで勉強する姿勢を習慣化してくださいました。
その努力たるや、まさに「天才‼️」
お母様の座右の銘は「愚直に前へ‼️」だそうです。
中学生になっても、まずは少しのお母様の伴走、必要です。
私自身、犬の訓練で、「こんなに努力してるのに❗️」と思っていたりするけど、理事長賞(訓練競技会のトップ)取るような飼い主さんは、一日中犬のこと考えて犬との訓練を馬鹿みたいにやっているのだと私はわかっています。
このブログを書きながら、自分で変に納得しています。(笑)
フライングキッズが出来ることは、勉強を教えることだけではありません。
努力の先に待っているワクワクした未来を教えます。
中学生になってからでも遅くないのです。
子供のマインドを変えて、「勉強する」と言う選択を自らさせること、それが私の仕事です。
だって、勉強は楽しいですもん。
子供達やお母様自身の、
「勉強は、しんどくても、しなければならないもの」
と言うビリーブを書き換えるのも私の仕事です。
灘や、開成や、麻布の子達は、みんな好き好んで勉強している子達です。
例外はあるかもしれないけど、そうじゃないと、そう言う学校には、そもそも受からないんです。
自分のなりたい姿が見えているから勉強する‼️
こんな風になってくれたT君の勉強する姿は神々しい⭐️です。
そして、それを支えるお母様は女神様⭐️です。