暑い。雨上がりの この暑さ。
たまらない!
でも 年のせいか水を浴びようとは思いません。
こんばんは。
先日 仕事から帰り 玄関を開けようとしたら
足元に長い物がいました。
それは 少しずつ動いて 和室前の縁の下に消えました。
だ、だれかおらぬのか!
狼藉者じゃぞ!であえ!
と、心でびびりまくり 近所の手前
あら、小さいおじさんかしら。
それにしたら長いわね。
ああ、長いおじさんね。と平静をよそおう。

日暮れ時 うっすら見える玄関先。
鍵穴ばかり見てないで 足元にも気をつけないと
それは 長いおじさんかもしれません。

さて 今日は 少しだけまじめな内容にしますか?少しだけ。


あるところに 急に父親を亡くした いい歳をした女性がいました。
その女性は 何か胸につかえるものを吐き出したくて
ブログというものを始めました。
胸につかえるといっても 胸がつかえるほど大きいわけではありません。
どちらかといえば貧乳。
そこは お間違いなく。
父親や 母と妹と ちょっとおバカな犬 コロのお話を
日々 徒然なるままに キーをたたいておりました。
あ、私の事だわ、失礼。
私にとって 父がいなくなるなんてことが
信じられなくて
立ち直れない日々が続き そんな思いを
ぽろぽろとアップする事で 自分に色々言い聞かせていたのかもしれません。
ジワジワとブロ友さんができはじめ
いろんなコメントをもらうようになりました。
そこで ある女性と お友だちになります。
ブログでの名前はミカさん。
ブログだけの相手と友達なんて、と思う人もいることと思いますが
こういう繋がりが 時には適当で 時には残酷で
時には真剣で 時には近くの友達より頼りになる時があります。
そんな彼女に 精神的に支えてもらいながら
アメブロではご法度のメアド交換から
お互い住所を教えて ラインまでできるようになりました。
ブログではチビ太さん、ジェームズさん、よっちゃん、ゆきさん、たかやん、東さん、しめじさん等と
たくさんの人との共通の交流があり
「ねぇ、チビ太さんて ほんとに小さいの?北海道に遊びに来たら良いのに」
「ジェームズさんて、なんとなく怖いイメージがあるんだけど コメントしていいかな?」
「東さんの選挙にはウグイス嬢になって応援しにいこう」
と、まるでそこにいるようなやりとりをし
それから Facebookも始めて
ブログ繋がりの友達もいたりして
なんか若い頃に戻ったような感覚で楽しんでました。
時が過ぎるのは 早いもので ああだこうだと言ってるうちに
計算すると私50才になりました。
50になった事すら忘れてました。
その何年かの間 ミカさんは病とずっと闘っていました。
私は何もしてあげられません。
もしも私が 本当の神の手を持っていたらと
何回も思っていました。

そして ミカさん、今 ミカパパが撮ったVサインの写真や
先輩と一緒に遊園地で写した写真
何気ない風景の写真
日常の出来事、届いた手紙なんかを読んで
マッサージチェアの上で正座してるのよ。
もみ玉がね、ちょっと あちこち 痛いです。
ミカちゃん、今朝雨が上がったと思ったら
セミが鳴いていたのよ。
こちらは とっても暑い1日だったの。

ミカちゃんのがんばり屋さん、えらかったよ。
私には その言葉しかみつかりません。

ボーッとしていたら ミカさんにもらったコロ助が笑っていました。
そうそう、コロ助は キコキコと小刻みに音をたてて 揺れて地震を教えてくれたんですよ。
いつも そばにいる、そう思ってます、

私も ずっとミカさんのそばにいますよ。
だから ゆっくり休んで下さいね。
彼女と私、お互いを通してのたくさんの友達。
これからも 一生大切な友達です。