すっかり冬型の天気に戻っていたが、今日は一息つける温かさで貴重な快晴。
先月26日から千葉県東沖の地震が続き、「スロースリップ」と発表されている。大きく起きるのではなく、小さな揺れで収まる
ガス抜き現象だといいのだが。
元旦の能登半島地震から2ヶ月。現地はまだまだ復旧には程遠い。自分だった逃げ出すかもしれない状況だ。
能登半島は約15年前に四駆で白川郷を抜けて、硬い長い砂浜の「千里浜なぎさドライブウェイ」で感激の日没を観て車中泊した早朝に、人気のない波打ち際を突っ走り所々で急旋回をして遊んだ。頭の中には ダーバーダ♪ ダバダバダ の音楽が流れていた。(映画「男と女」のレーサーが海浜を走り遊ぶ場面が頭に焼付いていた)
北上して白米千枚田を歩き撮影した。(地震による田んぼやあぜに亀裂が多数生じて、現状は復旧不能だそうだ)。
そして北端の灯台を訪れてから、崖の上に一人用テントを張りキャンプした。
朝は鶯の鳴き声で気持ちよく目覚め、コーヒーを淹れて朝食にした。眼下の珠洲の港に夜間に漁に出ていた漁船が続いて戻り、雲の間から朝の太陽の光芒「天使の階段」が絵画的であった。テントを撤収し始めたら、その中に大きなムカデが潜んでいて驚き、慌てて脱いでいた靴を逆さに振ってから履いた思い出がある。
それで今回、珠洲市の災害口座に支援金を振り込んだ。
ついでに、イスラエルから見境なく民間人殺戮攻撃を受けているパレスチナのガザには国連のUNHC協会を通じて、またロシアからの侵略が2年を越したウクライナには国連UFP協会を通じて2回目の支援金を送った。ささやかなノブレスオブリージュの実行だ。
これで、2ヵ月続けた自粛を解消して3月はサークル活動を、4月からは3年間中断していた陶芸講座を再開する。
さらに来期に市民大学で選択した講座は、老齢化・老朽化する
集合住宅問題である。
老朽化住宅で老老介護が今後の問題になるだろう。
韓国の出生率が0.7(?)の報道にも危惧している。
追加:上記の映画は1965年に撮影された。同じメンバーで53年後に「人生最良の日々」として撮影されている!