Flying Beauties -美女空中浮遊体験集- -4ページ目

SKE48:絶対インスピレーション

CMネタが3回ほど続いているので、次は違うネタを取り上げたいと思い、今回はSKE48のプロモーションビデオにスポットを当てるのであります。


SKE48といえば、当ブログでは5年前9月に紹介しましたね。あれはテレビのバラエティロケ番組でワイヤーアクションに挑戦したもの。そう、吊られながらの斉藤真木子悶絶ぶりが印象的でした(笑)。
今回はそのSKE48のデビュー30枚目となる最新シングル絶対インスピレーションのプロモーションビデオを紹介。最新とはいえ、昨年秋に発売されたものなんですがね。



MVは最初のうち、曲に合わせてのダンスが披露される、割とよくあるタイプの映像なのですが、中盤から対立組織のドン(ラスボス?)的な役回りで登場する、グループきっての人気メンバー(ただしこの時点では近々の卒業が発表されていた)須田亜香里ちゃん。
この曲におけるセンター・青海ひな乃ちゃんがそれに対峙し、気合い一閃。すると周囲のメンバー十数人がまとめて吹っ飛びますこれだけの人数が同時に宙へ舞いあがる光景は、まさしく壮観なんです。


絶対インスピレーション


しかし見てのとおり、須田亜香里ちゃんだけは飛びません。非常に強い覇気を持つラスボスゆえ覇王色の覇気が効かない……みたいなことらしい。
むろん覇気の放出元である青海ひな乃ちゃんも飛びません。


この手の多人数アイドルソングのMVでは普通、グループの中心メンバーだけが宙を舞い、その他大勢は飛ばないという演出が多いんですが(当ブログで扱ったフライングゲットとか独り言で語るくらいならなどもそうでした)、ここでは中心メンバー以外が全員飛ぶという逆パターンになっているわけね。


ぶっ飛ぶSKE48メンバーたちは、言うまでもなくワイヤーアクションによってそれを実現しています。とはいえ十数人全員を同時に浮かせているのではなく(そんなことをすればとてつもない人海戦術が必要になってしまう)、個々に浮かせて撮影したものを合成して作られている模様。YouTubeにメイキングはアップされていませんが、メンバー個人のSNSでその撮影の様子がアップされているケースがあります。
何せメンバーが多すぎるのですべてチェックしたわけではないけれど、一例としてメンバーのひとり末永桜花ちゃんの動画つきツイートを挙げておきましょう。



彼女にとっては初めてのワイヤー撮影だったようです。「楽しかった~」とつぶやかれているものの、この姿勢での宙吊りは決して快適とはいえないよなあ。
他メンバーの空中姿勢もおおむね似たようなものなんで、同様の辛さがあったものと思われます。短時間で済んでいたらいいのだけど。


ともあれこの曲で選抜されたメンバーは、貴重ないい体験ができましたね。なんだかんだで48Gは(坂道もだけど)ちょくちょくこういうナイスなPVを作ってくるので、マニアは念入りにチェックしておかねばならないのであります。



髙橋ひかる:またまたCM

またまた最新CMのお話。NTT docomoの若年層限定割引サービス・ドコモ青春割CMが目下オンエア中であります。



女子高生とおぼしき女の子が登校とおぼしき道中でさまざまな障害を乗り越えつつ疾走していくさまを、ムロツヨシ演じる映像監督が手ブレを劇的に抑えるiPhone 14のアクションモードで本格的に撮影しています。で、「青春よ、ブレるな」というキャッチコピーにつなげているわけね。一見では料金プランのCMなんだか端末のCMなんだかわかりにくい感こそありますが。
途中、高い壁をジャンプ一番で跳び越えようとする場面があります。こんな感じ。


髙橋ひかる


このシーンはワイヤーを使用したのか、トランポリンなど使ってジャンプしたところを高速度カメラなどでスローモーション撮影しただけなのか。筆者が判断するに、やっぱり前者なのだと思います。その根拠については後ほど。


CMに主演しているのは、今や女優、モデルのほかバラエティでもたびたび見かける売れっ子、高橋ひかるちゃんです。ご覧のとおり、透明感のある美少女であります。筆者はけっこう好きなタイプよ。


髙橋ひかる 2001年9月22日、滋賀県出身


21歳制服姿でのCMだけど、彼女自身はすでに中高生ではありません。
公式YouTubeチャンネルがあり、「たかしの部屋」という妙に男子っぽい名前がついています。公式ブログ2017年から更新なし。それとは別の公式アメブロ2018年から更新なし。公式Twitterはそもそもなし。唯一生きてるSNSといえる公式Instagramには、今回のCMの本編動画が貼りつけられていましたが、オフショットや撮影時の裏話などはありませんでした。


うーん……メイキングがなくて撮影の感想なども語られていないと、ブログ記事にはしにくいんだよねー


ただ今回のCM映像には、ちょっと特筆すべき点があります。それは、主演の髙橋ひかるちゃんが全く映っていない、ラストのこのカット。



ムロさんの決めゼリフは置いといて背景に着目すると……多くの屋外ワイヤーアクションシーンで使われている、おなじみのクレーンが設置されているではありませんか。つまり少なくともCM映像内のiPhone 14での撮影はワイヤーを使用して行われたという設定を、これでさりげなく示唆しているわけですね。
となれば、実際のジャンプシーンもワイヤー使用で行われたと考えるべきでありましょう。
ただ多分だけど、実際の髙橋ひかるちゃんの空中シーンはこのようなクレーンを使わず、屋内つまりスタジオ内で撮影された可能性もあるんじゃないのかな、と筆者は考えています。確信があるわけじゃないけど、高い壁は実在するものでなくCGで、映像は合成。どのみち合成するならわざわざ屋外で撮らずグリーンバックにしたほうがやりやすいものな。
でもそうだとするなら、このムロさんの最後のカットは、そのためだけに撮影用クレーンをわざわざ設置して撮られたことになるんですよね。よく見ればその向こうには、ちょっと低いけど壁まで建ててあります。なかなか細かいところまで凝った作りの映像なのです。


このように、メイキングならぬ本編映像に撮影機材など舞台裏が登場してくるのは、なかなか珍しいこと。この珍しさこそが今回のネタの唯一といっていい特筆点であり、記事にしにくいネタであったにも関わらず今回取り上げた理由であるわけです。

このCM4月から入学・進級・卒業・入社などをきっかけにケータイの新規契約や機種変を考えたい若者をターゲットにしているものですから、3月一杯4月早々ぐらいまではオンエアされそうです。が、いずれにしても期間限定であることは間違いないので、エアチェックされたい方はお早めに!



南沙良:去年のCM

前回(去年)に「来年のCM」を取り上げ、今回(今年)に「去年のCM」を取り上げるというねじれ現象、今からやります!


前回紹介した有村架純CM1月2日オンエア開始でした。何でキリのいい元日じゃなくて2日からなんだろうと思ってたんですが、どうやら箱根駅伝で披露しようという目論見だったようで。
ただし今でもオンエアは続いていますね。東芝はかつての1社提供番組(『サザエさん』とか『日曜劇場』とか)からさえ撤退してしまってるのだけど、筆者の知る限り『情報7daysニュースキャスター』のスポンサーにはなっているので、そこでなら確実に見ることができます。


それはともかく今回は、とくに先月集中的に流れていたEPSONプリンタのCMを取り上げるのであります。そう、去年のCMです。




このように2種類15秒CMがあるのですが、先月のオンエアはそのすべてが30秒枠でこの2本を連続で流す形だったはず。このCMに対する企業の力の入れようがわかります。当然ながら12月はボーナス時期であり年賀状の準備期間であり年間で最もプリンタへの需要が高まる時期なので、それだけの力を入れたのでしょう。
そのせいか当該CM、年が明けてからはとんと見かけなくなりました。ほんとに「去年のCM」と銘打っていいぐらいの状況です。


その内容はというと、白い衣装の美少女が宙に浮いております。この娘は人間なのか、あるいは女神か天使のたぐいなのか、よくわかりません。背景が森とか湖だったりするので、豊かな環境に棲む大自然の妖精といったキャラなんでしょうか。
新しいEPSONのプリンタが採用しているらしいエコタンク方式を訴求し、環境保護への取り組みをアピールする、そんなCMです。


我が家のプリンタもEPSONなんですが……そもそもインクカートリッジって無闇に高いよな。高額さの大きな原因はカートリッジにICチップつきの基盤などが搭載され、プリンタ本体とインクにまつわるデータのやりとりをする仕組みになっており、つまりたかがインクのくせにちょっとした電子部品と化しているから。インクを使い果たしての買い換えは(壊れたわけでもないのに)その電子部品ごと、使い捨て感覚で交換しなければならず、割高感ともったいなさが募ります。
そういうやり方をするならデポジット式にすりゃいいのに、というのが筆者の考えでありました。使い終わったカートリッジをお店に持っていくと保証金が戻ってくる。それにいくらかプラスして新しいカートリッジを買う。カスタマーは電子部品にはお金を出さず、純粋にインクだけ買ってる感覚になるから割高感がない。かつ、このほうが使用済みカートリッジのリサイクル率が高くなり、そのコストぶんさらなる商品値下げも可能だ。……まあ、通販ではどうするんだとか若干の課題はあるんですが。
とにかくEPSONが実際に舵を切ったのは、このようなエコタンク方式であったのだということで。


CMEPSONサイト内の特設ページでも見られます。残念ながらメイキングは公開されていないので撮影の手法はわかりませんが、少なくとも立位で浮遊するカットではワイヤーが使われているものと思われます。仰向けに浮いているカットについては……どうかなあ、小ぶりな台に寝そべる形で撮っているかもしれません。ちょっと微妙です。
2つCMで同じカットを使い回したりせず、同シチュエーションでありながら完全な別CMとして作られている点は評価に値するかな。


宙に浮くこの少女の名は、南沙良ちゃんといいます。


南沙良(みなみ・さら) 2002年6月11日、東京都出身


女優・モデル業を10代半ばからつとめ、今は20歳東京都出身と書きましたがこれは所属事務所ホームページからの情報であり、他の多くのプロフィールには神奈川県出身と記述されていることが多いです。出身地と出生地の違いとかそういう類の食い違いなんだろうけど、詳細不明。
公式Twitterこちら、公式Instagramこちらにあり、ともにこのCMについての言及はあるものの、メイキング・オフショットや撮影裏話など耳寄りな情報発信はありませんでした。
所属事務所がレプロエンタテインメント新垣結衣の後輩にあたります。ニコモ出身であり誕生日が同じであるなど共通点も多く、ガッキー2世の呼び声もあるようです。
ガッキーといえば、当ブログの準レギュラーといっても過言ではない(過言だろ)ほど多くの空中浮遊撮影を経験してきたお人。南沙良ちゃん、そのあたりも継承するのかどうか。しっかり名前を覚えて、これから注目していきましょう!



有村架純:来年のCM

今回は近日(つまり来年)オンエアされるCMのお話。
東芝の企業CM有村架純嬢が出演し、初めてのワイヤーアクションに挑んだというニュースが、最近になって一部メディアで明らかにされました。



こんな感じ。おお、町から宇宙へ。最近になくド派手なフライングCMじゃあーりませんか。
東芝公式サイトのキャンペーンページではこのCM本編のほか、メイキングやインタビュー動画なども公開されているというのが嬉しいところ。




メイキングはノーリアクションでちょっと淡々とした撮影シーンになっちゃってるけど、全体に動きの大きいところがいいね!


有村架純さまをご存じない方はあまりいらっしゃらないと思いますが、紹介しておきます。


有村架純 1993年2月13日、兵庫県出身


気がつけば30歳間近なのだなあ。そろそろ若手から実力派中堅への過渡期といったところでしょうか。その証拠と言っていいのか、来年はNHK大河ドラマにも重要な役どころで出演されるそうです。
公式Instagramこちら。このCMに関する投稿は、現時点ではまだないようです。オンエア開始されたらアップされるのかもね。公式Twitterこちらにあるものの、これはスタッフのアカウント。世間のスタッフアカウントにはタレント本人の投稿が混じる場合も、それどころかスタッフより本人の投稿のほうがはるかに多い場合もありますが、このアカウントはホントにスタッフの投稿が主であるようです。
ワイヤーアクションは、少なくともCMではこれが初めてとのこと。10年近く人気トップランクの女優でCM出演も多々あることを考えると、ちょっと意外ですね。言われてみれば、動き的におとなしめのCMが多かったような印象も。


CMは来年1月2日からオンエア開始されるとのこと。指折り数えて待ちましょう(指2本しかいらないけど)。


そんなわけで今年のブログ記事はこれにておしまい。
なんとなく手抜き記事の雰囲気が匂っているのは、今年は大掃除など年末仕事にいつもよりちょっと真面目に取り組んだおかげで執筆時間がちっとも取れなかったからなのでありました。



吉田美月喜&井頭愛海&神谷天音&菊地姫奈:メイヘムガールズ公開

今回もなんだかネタ不足を感じる月末。
いや、メディアを見ればフライングシーンハーネス着用アトラクションの体験リポートは結構あるのだけど、なんだろう、なんとなーくどれも小粒なイメージ。やっぱりコロナ禍以降に減った派手な空中浮遊ネタの数は、いまだ以前の水準には戻ってきていないような気がします。そこはかとなく閉塞感ですわ。
そんな中の今回は、久々に飛び込んできた注目度ビッグなネタのニュースを取り上げたいと思うのですが、それが実はこの閉塞感時代を題材にした映画の話題でありまして。


先日11月25日から公開されたメイヘムガールズという日本映画。
主人公とその周囲の友人たち、計4人の女子高校生が、学校行事も次々と中止されていくコロナ禍の残念な生活のさなか、突然さまざまなサイキック能力に目覚めて非日常な青春を謳歌するというお話。しかしその行動はやがてエスカレートしていき、このうち1人が人の道を踏み外しはじめたことをきっかけにド派手なサイキックバトルが展開されるんだそーです。
女子高生が超能力に目覚める……ああなんて胸ワクな設定! そう、この女子高生たちが念動力で宙を飛び回るというのですよ。


予告篇がYouTubeで公開されています。



この予告編だけで最近の小粒なフライング映像の数々をまとめて凌駕できるほどのパワーがあるんですけど、封切り当日に公開されたメイキング動画はさらに濃厚なフライングシーンを堪能できるシロモノでした。刮目して見るべし!



ほーらみろ満腹だ!(笑)
なんといっても超ハイクラスな美少女4人も揃っているのが素晴らしいですね。それぞれにショービズ界で実績を残しつつある、若手女優のホープといったところでしょうか。ワイヤー撮影直後、余熱の冷めないうちにその場で小インタビューを敢行し生の声を収めているのもエクセレントです。
主要キャスト4人のプロフィールを、ここで紹介しておきましょう。


吉田美月喜(よしだ・みづき) 2003年3月10日、東京都出身


今作の主演女優。来年にも続々と主演映画の公開が予定されている19歳。公式Instagramこちらにあります。


井頭愛海(いがしら・まなみ) 2001年3月15日、大阪府出身


全日本美少女コンテストで審査員特別賞を受賞した21歳。若いけどすでに10年近い芸歴を持っているようで。所属事務所直営の公式ブログがあるのですがあまり更新されてません。ほか、公式Twitterこちら、公式Instagramこちら


神谷天音(かみや・あまね) 2003年6月20日、静岡県出身


19歳。こちらは東宝シンデレラの審査員特別賞。公式Instagramこちら


菊地姫奈(きくち・ひな) 2004年10月19日、茨城県出身


18歳になったばかり。撮影時は17歳だったのかもね。ミスマガジン出身で、主にグラビアで活躍しておりSNSもグラビア写真多めです。公式TwitterこちらInstagramこちらTiktokこちら


なお紹介した各人のSNSでこの映画のオフショットのたぐいがアップされているものは、あんまりないです。映画自体がまだ公開されて間もないので、これから徐々に放出されていくのかもしれません。期待したい。


映画『メイヘムガールズ』は、単館上映ではないもののそれほど多くの劇場で公開されているわけではなく(東京では計3館)、地方へ行くとそれがさらに少なくなりますが、とにかく公開中です。あまりロングランするとも思えないので、興味を引かれた方は何とぞお早めに劇場へ。公開劇場名など詳細については公式サイトをご参考のほど。公式Twitter公式Instagram公式Tiktokなどのアカウントもあります。
筆者はまだ鑑賞していないんですが、これは大いにそそられるよなあ。
劇場観覧もいいけど、円盤も欲しいところです。スタッフの皆様、円盤化の暁にはその特典映像として、YouTube公開ぶんをはるかに圧倒するほどたっぷりのメイキングを何卒お願いいたします!