進撃の巨人は、22巻から宗教色の濃い物語になってくる。22巻で、巨人が出現した原因は"悪魔"との契約であった事が明らかになるからである。24巻には、かつて悪魔を倒した"ヘーロス"が登場する。(97話)
それまで(21巻まで)科学的に認知されそうなものばかりが出てきた。巨人化するのも、注射という技術によるものだった。
つまり、エレンたちは長い間、科学的なものしか、その存在を知らなかったのである。
22巻、エレンたちは、本によってでしか、悪魔の存在を認知していない。つまり、悪魔を直接見ていない。
我々が催眠療法(ヒプノセラピー)やヘミシンクや引き寄せの法則の本を読んでも、世界の真相を知識として認知するだけであり、直接体験するわけではない。
進撃の巨人で、果たしてエレンたちは、自由を手に入れる事ができるのだろうか。
引き寄せの法則では、自分が体験する現実は思考が創造する。
果たして我々は、幸せになれるのだろうか。