ラジオ放送がない日には、2022年度テキストを4月号から復習しています。

 

 

今回はクリスさんの言葉です
Persistence pays off!

(2022年5月号77ページより)

 

 

 TODAY'S
 
Verb is ...

  

 

 
 

 

 get:「(動いて)手に入れる」

➤いつも「動き」のニュアンスが感じられる

 

cf. take:目の前にあるものを体を動かさずに手に取る

take a taxi と get a taxi の違い

 

get できるものは「モノ」だけじゃない
 |ー I got the idea to actually eat here.

「手に入れる」
⇒「わかる・理解する」

 |ー I don't get it.
 |ー Got it? - Yeah, got it.


授与型(あげる・くれる)の形
 |ー I'll get you a chai.
 |ー I'll get you some sandwiches.
 |ー I'll get you an umbrella.


「(動いて)手に入れる」から「動き」一般へ
➤get to ~:~することができるようになる・機会を得る
(動いて to 以下の状態に到着・到達することを表す)
 |ー get to know you better
 |ー get to London
 |ー get to work
 |ー Don't let it get to you. (そんなに気にしなくていいよ)
 |ー get home(toがなくても「動いて」いる)


「動き」から「変化(~になる)」へ
⇒「動き」がある状態から別の状態への「動き」に広がっている
 
Let's go.
➤単なる「行きましょう」

Let's get going.
➤周りの状況に触発されて「(ジッとしていないで)もう行くことにしよう」という「動き出す」変化の感触

Let's get started.
➤単に「始める」ではなく、周りの状況を勘案しながら「そろそろ始めよう」と動き出す感触


 
He was angry.
(彼は怒っていた)

He got angry.
(彼は怒った)
➤状況に触発されてそう「なった」


 
He got arrested for drunk driving.
(彼は飲酒運転で捕まりました)
➤be同意を使った受動態よりも「動き」が感じられ、「予期せぬ・突然・不利益」といったニュアンスもしばしば生じる



 
It's getting colder and colder.
(ますます寒くなってきました)
➤「get + 比較級 + and + 比較級」の形
➤連続性が感じられる。「途切れなくどんどん」といったニュアンス


 

目的語説明型の形
① I got Frankie to do it.
(私がフランキーにそれをしてもらいました)

➤「Frankie が to 以下の行為に進むように働きかけた」
➤Frankie を to 以下の行為に「押している」感触を意識すること


get the suitcase into the car
➤「the suitcase = into the car という状況を get する」

get dinner ready
➤「dinner = ready という状況を get する」

get my homework done
➤「宿題=なされたという状態を get する」
 

 

 

 

さて、今日のブログタイトルにあった「いいかげんにしてくれませんか」は、前回取り上げた give を使ったおなじみのフレーズ。

 
 
Give me a break.
(2022年5月号87ページより)
 
 
実はこのフレーズ、私の頭の中には「勘弁してよ」で格納されていまして、すぐには出てこなかったんですよね。言葉になる前の「気持ち」を理解していれば、たとえ言い方(日本語)は違っていても即座に口にできただろうなと思うんです。言葉を覚えるには「ハートでつかんで」なきゃなあと思った事例でした。
 
 

 

 今日の音読・暗唱

 

 
Lesson 41  100回め
Lesson 42  90回め
Lesson 43  80回め
Lesson 44  70回め
Lesson 45  60回め
 

 

See you tomorrow!