可動する部品が占有する空間を抽出する
機構が動く際に干渉をチェックすることができる(ここをクリック)が、
今回は、あらかじめ可動する部品が占有する空間を抽出し、
可動するユニットの近くにある別のユニットが干渉しないように、
最初から考慮して設計を進める手法を考える。
まずは空間を抽出する
可動する部品が占有する空間を抽出するには、
「モーションエンベロープ」という機能を使用する。
この機能はメカニズムモードで機構シミュレーションを行ってから、
「プレイバック」ダイアログボックスで操作する。
メカニズムのシミュレーションについては、ここをクリック。
メカニズムモードでメカニズム解析を実行した後で、
「プレイバック」のアイコンをクリックし、
ダイアログボックスで「モーションエンベロープ」の
アイコンをクリックする。
表示されたダイアログボックスで、精度を5くらいにしておく。
ちなみに、1だと、作成されるモデルが粗すぎ、
10だとキレイに出力されるが重くなる。
「プレビュー」のボタンをクリックしてみると・・・
このように、各部品が動くのに必要な空間を抽出することができる。
「OK」ボタンをクリックして、部品データとして出力する。
部品データとして出力されるので、
「キャンセル」をクリックして閉じる。
さらに、他のダイアログボックスも閉じ、
メカニズムモードも「閉じる」をクリックして終了する。
アセンブリ内でモデルを置き換えて簡略化する
モーションエンベロープで可動する部品が占有する空間が
把握できたが、さらにこれを、アセンブリ内で置き換えて、
アセンブリモデルの簡略化に利用することができる。
エンベロープを作成する
まずは、アセンブリを確認する。
このサブアセンブリを置き換えてみる。
今回の置き換えの目的は、設計案Aと設計案Bを比較検討する
ためではく、モデル(画面表示)を簡略化するためのものである。
よって、今回は「エンベロープマネージャー」を使って
画面表示の状態を置き換えられるようにする。
ダイアログボックスで、エンベロープを新規作成する。
さらに表示されたダイアログボックスで、サブアセンブリに
チェックを付けて、取り込むようにする。
続けて、「エンベロープ部品」をクリックする。
「エンベロープ部品を作成」にチェックを付けて、
適当にファイル名を入力する。
OKボタンをクリックする。
ブラウズして、モーションエンベロープで作成した
部品モデルを指定する。
OKボタンをクリックする。
アセンブリを作成するときと同じ操作で、
モデルを配置する。
今回は、デフォルト位置の条件で配置する。
最後にダイアログボックスでOKボタンをクリックすると、
操作は完了する。
閉じるボタンをクリックして閉じる。
置き換えを行って簡略化する
作成したエンベロープを使って、モデルを置き換え、簡略化する。
ビューを管理->代用->エンベロープをクリックする。
作成したエンベロープにチェックを付け、
OKをクリックする。
そうすると、このようにサブアセンブリが
モーションエンベロープで作成した部品モデルに置き換わる。
基板など可動しないユニットであれば、
シュリンクラップで作成したモデルと置き換えることで、
簡略化することができるが、
可動するユニットの場合は、占有する空間を
考慮する必要がある。
モーションエンベロープで作成した部品モデルを
使って置き換えることで、占有する空間を把握しつつ、
モデルを簡略化できる。

















