なんと今年1回目の釣行です。
今年はなんだか忙しく、釣りに行く時間がなかなか取れなかったのですが、ようやく釣りに行くことができました。

行き先は阿寒川。本当は一番いい時期の6月に行きたかったのだけど、全くそんな余裕はなかった。

昼から出掛けたので、川に着いたのは3時を過ぎていた。6時半まで3時間半釣りをするというお気楽釣行。

川に出てみると、予想通りライズはなし。小さなカディスはかなり出ていたけど、ライズは全く見られない。とりあえず、カディスピューパの#18で釣り上がるけど、反応なし。

フライをMP52という、CDCで巻いたカディスに替えてみる。MPは、マルク・ペティジャンの頭文字。簡単巻けてよく釣れるフライだ。

しばらくMP52で頑張ってみると、魚が底から一気に浮上してフライに出た!結構でかいぞ。上流に走られたので、ロッドを立てて止めようとすると、フッとロッドが軽くなった。リーダーとティペットの接続部から切れていた。しっかり結んだつもりだったけど甘かったみたい。

1匹釣ってストマックをチェックしたいのだけど、なかなか反応が得られない。

そのうちに、ゆるい流れでヘッドアンドテールでライズしている魚を見つけた。見えている魚は釣りたいので、フライを入れるのだけど、全く無視。どうも水面直下の流下物を食べているように見えるので、クリップルダンの#20で狙ってみたが、なかなか難しい。フライの隣を流れる本物を捕食したり、フライを追って見切ってみたりと一筋縄ではいかない模様。

フライが着水してから長い間観察しているようで、魚がいる場所よりも上流にフライを入れて長距離ナチュラルドリフトをしないと反応してくれない。

ようやくフライに出たので、取り込んでみると様子がおかしい。フライは魚の腹に掛かっていた。フライを水中で離した瞬間に僕が合わせたので、口ではなく腹に掛かってしまったらしい。とにかく釣れたので、ストマックをチェックしてみた。

$仕事サボってフライフィッシング三昧-1匹目


内容物は#18のカディスピューパと#16のアリと#18~20の濃い茶色のダンが入っていた。やはり水面下でカディスを食べていたようだ。

フライをユージュアル#16にしてみた。曖昧で何を模しているのか分からないフライだが、その曖昧さが効きそうな気がした。ライズがあった場所にユージュアルを流し込むとパクッと出てくれた。いいの大きさの魚だった。

$仕事サボってフライフィッシング三昧-2匹目


そろそろ帰る時間になってきたので、マドラーミノーを結んで釣り下ることにした。倒木の横を流していると、やっぱり出てくれた。マドラーミノーは本当にすごいフライだ。ストマックの中身はやぱりカディスピューパが多かった。

今年はこれからもあまり釣りには行けない気配がしていますが、時間を見つけて行ってみたいと思います。