あんまりやる気はないが、昼から出撃。
車で35kmほどで川に着く。
E川は上流にダムがあり、今まで釣ったことがあるのはダムの下流だけだ。
ダムの上流にも行けるとは思うのだが。
リーダーとティペットは普段は5Xを使うのだが、今日は6X。
以前よりも川が澄んでいるだろうから。
ティペットは普段よりも長く取った。
フライパッチについていたアダムス16番を結び、流れを探ってゆく。
このアダムス、2週間ほどパッチについていたので、ウイングにクセがついてしまい、
とても見えにくい。
深さがあるポイントへ着いた。
フライをライツロイヤルの14番に替える。
ティペットが撚れてしまわないように、ハックルの下部をV字にカットする。
ゆっくりとキャストをし、速い流れから遅い流れまで探ってゆく。
遅い流れにフライを乗せた時、魚がゆっくりと背中を見せてフライを飲み込んだ。
魚体が水面下に入るのを確認してから、ロッドを立てた。
しっかりとフックアップ。
上がってきたのは、30数センチのニジマスだった。
ストマックをチェックしようとしたが、ツルッと逃げられてしまった。
印象的なライズでした。
川の中には、何かの稚魚がたくさん泳いでいた。多分、5cm前後。
もしかしたらサケ稚魚フライでも釣れるかも。
この川は、前にも書いたが、ダムがあり、護岸工事がかなり入っている川だ。
ダムから来るのだろう堆積物が多く、あまり渓相は良いとはいえない。
もう少し自然が残っていたら・・・
フライをグリフィスナットに替え、上流へと進む。
このグリフィスナットにはCDCとエアロドライウイングをつけ、視認性をアップさせている。
でも、見失ってしまった。
どこだどこだと探しているうちに、さっきみたく魚がモコッと出た!
フライを見ていなかったので焦ってしまい、反射的にあわせてしまった。
一瞬の手ごたえを残し、手元にはグリフィスナットが戻ってきた。
「渓流の魚には早あわせだ」って、誰が言ったんだろう?
ニジマスにしろ、ヤマメにしろ、早合わせではかからない気がするのだが。
なんどが同じ場所を攻めるが、もう魚は出てこなかった。
フライをヘアーズイヤーのオリーブに変え、釣り上がる。
深い淵のようなポイントにフライを投げ込む。
インジケーターが引き込まれるのであわせるのだが、かからない。
何度か繰り返すと反応がなくなってしまった。
ここはとりあえず諦めて、帰りにもう一度狙ってみよう。
魚がいるのは確実なのだから。
次のポイントでヘアーズイヤーを流芯に投げ込んだときだった。
着水とするとほぼ同時にインジケータが水面から消えた。
あわせると手ごたえを感じた。
その魚はかなり走り回り、流芯に逃げ込み、ランディングするのに一苦労だった。
大きさはさっきのニジと同じくらい。
でも、体高のあるニジマスだった。
ストマックをチェックしたが、何も出てこない。
何も食べていないのか。それとも僕のやり方が悪かったのか。
再び、ストマックポンプを入れようかと思ったが、
ダメージが大きすぎては、リリースしても死んでしまう。
その場で体を休めていた魚の体力が戻ったようなので
ゆるい流れへと戻してやる。
ゆっくりと体をくねらせ、泳いで行った。
さあ、帰ろう。
帰るついでに、さっきのポイントへ。
フライをより大きいヘアーズイヤーのダークカラーにした。
フライを沈めると、やっぱり来た!
釣れて来たのは20数センチのニジマスだった。
流れに返し、川を後にした。
川の脇の畑では、農家の方が何かを取っている。
挨拶をした。挨拶を返してくれた。
木々が少し黄色くなってきていた。
もう北海道は秋なのだ。
今年はあと何回、川の流れを楽しむことができるのだろう?



