サロマ湖100キロウルトラマラソン 奮闘記 その5 | 三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

フライフィッシングとウルトラマラソンにハマったパパの娘が、2015年11月に卵黄嚢腫瘍と診断、闘病を経て2016年4月に寛解。ガンと闘いながら走り続ける我が家の話。少しでもどなたかのお役に立てれば。


80キロでワッカへ。

この時すでに関門5分前。

手前で補給してくれた友人達に泣き言を
言ってしまいました。

でもとりあえず足を動かす。


サロマ湖では有名な景色。
ワッカの道です。

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ここから折り返しまで
片道9キロ近く。

たくさんのランナーとすれ違いますが
皆は余裕。

自分は制限時間ギリギリなので
足を止めることができない!

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こんな素晴らしい景色なのに
ゆっくりも出来ず。

ワッカは厳しかった。

途中、何度も歩き
やめようと思ってしまう。
でも踏ん張っている仲間も多い。

途中、サロマンブルーの鈴木さんも
諦めて歩いていた。


90キロ関門まで残り12分で
ワッカの折り返し。

あと1.2キロ。

ギリギリでした。

90キロ関門は残り1分40秒前に通過。

周りのランナーはもう諦めてました。
自分もこの関門通過に足を使い
ほとんど動けず。

かぶり水で濡れ擦れて肉刺だらけになった
足の裏の激痛に耐えながら何とか進みます。

91キロからの2キロ通過に25分近くかかり
周りのランナーとも
『もう時間内完走は無理ですよね~』と
話しながら、完全に諦めムード。


少し歩いたら復活したので
最後は歩かず少しでも走って行くことに。

応援してくれている仲間
快く送り出してくれた家族や
職場の仲間の顔が浮かび

諦めるのはまだ早い!と思い
進みます。

97キロを通過し、ワッカを出たところに
リタイアした友人が。

その顔を見たらエネルギーが湧いてきました。

残り2キロちょっと。
頑張ります。


これまでウルトラは全て制覇してきて
サロマ湖も問題無いと思っていたけど
暑さでこんな結果になるのが
本当に悔しかった。

最後は泣きながら進み、ゴール。

何の感動も無い、ただただ走り切ったというものだけ。

こんな悔しいゴールは無いです。

来年は絶対にリベンジします!

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次はレース全体の振り返りをします。