これまで過去のレースについて書いてきましたが
そろそろ岩手銀河について書きます。
走り始めて3か月後に
東日本大震災が起こりました。
震災後に、職場からの復興支援要員で仙台に行き、避難所での生活支援に取り組みました。
その後、様々な復興支援に携わり
職場の有志で組織したボランティアグループでは、岩手の釜石で震災直後から活動する良い仲間に出会いました。
美しい東北の沿岸が
ガレキの山に埋もれ
そのガレキが片付いていくと同時に
震災、復興も
少しずつ風化していく
私にはそう見えました。
(実際に関東では、震災関連の報道は激減し、人々の興味は薄れ始めていました。)
東北で必死になって復興支援に取り組む仲間をみて
まるで復興支援は
辛く、果てしないウルトラマラソンのように、
フルマラソンの距離を走っても
まだ60キロ近くの距離を走る必要がある。
ガレキが片付き、何もない土地に
新たな街を作る。
先が見えず
どこまで進めば良いか分からなくなる
辛く、途中で投げ出してしまいたいけど
必ずゴールはある。
まるでウルトラマラソンのようだ、と感じました。
そんな経過で
岩手の仲間とともに、
岩手を走ることを目標にしてきました。
結果的には、岩手の仲間とは一緒に走ることは出来ませんでしたが
横浜で復興支援に携わる仲間と走りました。
非常に厳しいレースで
何度もリタイアを考えましたが
復興支援を目標にしたため
無事に完走する事ができました。
続く
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