寄せ木のフープピアスの作成 | 蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft

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ルアー・フライの釣りがメインのブログでしたが
諸事情により殆ど竿を置いたアングラーです。
木工アクセサリーや木工雑貨の製作記事などを最近は、アップしています。

寄せ木のフープピアスの試作をしました。

完成写真です。

単板のフープピアスだと割れやすいので

三枚の薄い板を真ん中だけ繊維の向きを縦に配置して

両サイドを繊維の向きを横向きに配置して

サンドイッチした寄せ木(合板・ベニヤ板とも言う)です。
両サイドに本花梨(パドゥク)
センターに鉄刃木(タガヤサン)
一個づつ片耳ピアスとして試作したのですが

径が微妙に違ってしまうので

同径のペアにするには?

d(⌒ー⌒)閃いた✨!

どうせ真ん中は、くり貫くので
2つのワークのくり貫き部分のセンターだけを接着して再試作しました。

当たり前ですが、同径に加工出来ました!
光が当たって良い色に!

センターの穴空けをボアビットにて空けて
無事に2つのワークに成りました!

加工時間の短縮にも成りましたね🎵

サンドペーパーにて面取り加工を手仕上げして
(写真は割愛)

スタッドピアスの金具の皿を落とし



ピンバイスで下穴を空け

埋め込み接着しました。
皿タイプは、金具が取れやすいですが

埋め込みましたので金具が取れる事は殆ど無いです。

ガラスコーティングを施し

蜜蝋ワックスにて仕上げました。
写真では、紫っぽい色合いですが

鉄刃木が黒に紫の色合いで

本花梨は、赤と黒の色合いです。
(光の当たり具合で、かなり変化します)

本花梨は、紫外線に当たると蛍光反応しますので色変化が多彩なんです。

UVライトを充てた比較動画です。
指に移った樹脂がガラスコーティング時に付着していますね!

UVライトを充てるまで気が付きませんでした!

鉄刃木と本花梨は、木材では高価な材なのですが

製品化は寄せ木が、もっと目立つ様に幅を調整して

色合いのコントラストも考えて

様々な材で作成してみないと…

先は、長いです。

作業の一番の手間は、薄板の作成です。

圧着面を綺麗に研磨しないと見た目が悪いし…

販売時の値段付けに、また悩みますね!(汗)

4月16日のはちまるBioマルシェにて

値段を付けずに飾っていたら

欲しいと言われて

格安な試作品価格で販売しました。

気に入って購入して頂いて嬉しいです。


では、また(⌒0⌒)/ね~~!