ハンドメイドランディングネット作成 竹枠フレーム編②焼き入れ&焼き目入れ加工 | 蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft

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木工アクセサリーや木工雑貨の製作記事などを最近は、アップしています。

竹枠フレームのランディングネットを作成する方法を

σ(・ω・`)なりに試行錯誤して

たどり着いた方法を残しておきます。

竹枠フレーム編② 焼き入れ&焼き目入れ加工


使用する道具

☆バーナー

☆サンドペーパー

竹枠フレームとグリップ材とを圧着接着後
クランプを外し
フレーム曲げ整形用型枠を外すと
木枠フレームと違って竹枠フレームは反発力が有りますので形が違ってしまう事が多いです。
同じ型枠を使用して同じ縦内径にしたつもりでも
竹枠フレームの節の位置などで歪みが発生します!

狂いが出やすいのが竹枠フレームの特徴です。

竹の狂いを無くすには火入れ(焼き入れ)処理が多く使われます。
火入れ&焼き目入れ加工を施して
概ね同じ様な形に成った本体です。

焼き目入れ(ファイヤーフレームド)加工を施した竹枠フレームです。

バーナーで炙って火入れ(熱入れ)をして

斑模様の焼き目を入れると表面がざらつきますので

サンドペーパーを掛けて表面処理をしています。

火入れ方法は各々で考えて試行錯誤してください。

火入れ&焼き目入れ加工が濃く成ってしまってもサンドペーパーでサンディングすれば色合い調整も可能です。

火入れをやり過ぎるとガチガチに硬く成りますが

曲がりづらく成りますので力が逃げずに折れる事も有ります。

火入れ&焼き目入れ時に表皮の割れ・裂けが発生する事も有ります。

竹は表皮が一番硬いですので板状加工時に表皮を残し過ぎると

曲げ整形時に裂けてしまったり

火入れ時に表皮にクラックが発生したりします。

火入れ・焼き入れ加工が十分でないと

暫くしてフレームが変形する事も有ります。(経験しています)

素材となる竹の状態や

竹の性質を理解して

様々な手法を試行錯誤して

火入れ&焼き目入れ加工を施してくださいね!

焼き目入れ加工は、しなくても大丈夫ですが…

ファイヤーフレームド加工は竹ならではですのでσ(・ω・`)は、やっています。


曲げ整形用の型枠を外すと歪みが発生するので

σ(・ω・`)は、型枠を嵌めたままバーナーで炙って火入れをしています。

一番簡単な火入れ方法です。