中禅寺湖の湖底に長い間沈んでいたTrap21g
かなりの時間が水中で経過していた様で腐食が進んでいます。
ゴミとして捨ててしまっては勿体無いので
カラーリメイクを施しました。
先ずは塗装を剥離します。
塗料剥離液を密閉式のガラスの小瓶に少量入れて
スプーンを投入して暫し待ちます。
写真のガラス容器の小瓶は、剥離剤の成分が揮発しない様に
密閉式のガラス容器を使用して溶剤を再利用しています。
今回使用した塗料剥がし液はプラスチック成のミノーなどには使用しないでください。
プラスチックが溶けてしまう事が有ります。
ミノーなどのプラスチック成ルアーの塗装を剥離する場合には無水エタノールなどのアルコールが良い様です。
まだσ(^_^)はプラスチック成のルアーの塗装の剥離は、やった事が無いのでまたの機会にチャレンジして記事をアップしたいと思います。
剥離剤に浸けて塗装を剥離後にしっかりと水洗いと中性洗剤で洗って油分を取ります。
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シルバーメッキも腐食しています
ハンマードの裏側もかなり腐食しています
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研磨剤を含んだクレンザーなどを使用して少し磨きました。
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気持ち綺麗に…(;^_^A
トイレ用洗剤のサンポールなどに浸ければ十円玉が綺麗に成る様に
このスプーンももっと綺麗に成ると思いますが塗装しますので気にせずに次の工程に進みます。
塗装の下地としてホワイトを軽く塗装します。
σ(^_^)のカラーリメイクに使用するスプレーは、ホームセンターの缶スプレーです。
さっと吹いた下地が乾燥したら
二度目のホワイトを厚目に吹いて乾燥させます。
塗装の下地のホワイト塗りが完了しました。
裏側がハンマードですのでグローを吹くには難しいですので表側にイエローグローを吹きました。
写真では、イエローグローに見えないですね!
スマホのカメラがグロー光に反応してしまい実際の色とは別な感じに成っています。
写真右側のホワイトアウトは、スプーン後端に光が当たって反射したグロー光が白(薄い紫)く写っています。
グローや紫外線・赤外線や色の話しを書くと長く成ってしまいますので興味の有る方は、アメブロに書いたブログを読んでくださいませ。
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グローを塗装して暫くこの後をどうしょう?と悩んでいて
そのままグロー塗装が完全に硬化するまで数日間放置していました。
知り合いが某ルアーメーカーのフィールドテスターに成ったので
そのメーカーのルアーをHPで見ていたら
コットンキャンディカラーのスプーンのドットが他のメーカーさんのよりも小さいのが目にとまり
そう言えばコットンキャンディカラーを缶スプレーで作成するにはどうしたら良いのか?
かなり前に悩んで結論が出ず、作成していませんでした!
ふと身近に有ったゴミが目にとまり
コレだぁ~‼️と思って試作してみました。
使用したのはバナナの包装ビニール
ビニールに空いている穴を利用して
缶スプレーで( ・_・)r鹵~<巛巛巛
ビニールが透明なので塗りたい位置に穴を持って行きやすく
高さを変えればドットの大きさも少し調整出来て
下地のグロー塗装を活かしながら
さっと薄く吹くにはちょうど良いマスキングにバッチリでした。
色止めにクリアを吹いて
配色のセンスは、問わないでください!
試作ですのでね!(笑)
更にバイトマーカー代わりに蛍光ピンクをテール側に大きめなドットで塗装しました。
自作感満載のコットンキャンディカラーが出来ました。
今回は、バナナのビニール包装を使用しましたが
クリアファイルを使用してポンチ(パンチ)で穴を開けて専用マスキングシートを後日作成します。
マニュキュアの除光液でさっと拭けばアクリル系のラッカー塗料は簡単に落ちますので、しっかりとしたマスキングシートを作成したいと思います。
表側の塗装から裏側の塗装に移ります。
ホワイトを下地に塗った上にベースとなる蛍光イエローを塗って乾燥後に
軍手を利用して写真の様にマスキングして
缶スプレーの蛍光ピンクを
( ・_・)r鹵~<巛巛巛
乾燥後に同様にマスキングして蛍光グリーンで
( ・_・)r鹵~<巛巛巛
個人的に好きなラスタカラーです。
乾燥後に色止めのクリアを吹いて更に乾燥させて
ウレタンどぶ漬けをして被膜コートします。
どぶ浸けの際にはスプリットリングは外してください。
ウレタンが付着して乾燥後に除去するのが大変です。
ゼムクリップを利用してどぶ浸けをしています。
写真に有る爪楊枝と綿棒は、どぶ浸けの引き抜き後にスプリットリング用の穴が塞がらない様に余分なウレタンを除去するのに使用しています。
写真の貼り付け枚数に制限が有りますので余分なウレタンの除去をしている写真が貼れませんが、やりやすい方法を工夫してみてくださいませ。
捨てられてしまいそうな塗装も剥げて
腐食してしまっていたルアーですが、生き返らせました。
古く成って腐食してしまった
塗装が剥げてしまった
色が気に入らず使用していなかった
そんなルアーを塗装して生き返らせてあげませんか?
自分で塗装したルアーで魚を釣り上げると気分は、最高・最幸ですよ!