管理釣り場元管理人の管理釣り場四方山話④ | 蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft

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ルアー・フライの釣りがメインのブログでしたが
諸事情により殆ど竿を置いたアングラーです。
木工アクセサリーや木工雑貨の製作記事などを最近は、アップしています。

管理釣り場の元管理人の管理釣り場四方山話

フライ・ルアーのカラーセレクト

何色が良いのか?

釣り人にとって永遠のテーマですね!

そもそも魚は、色を識別出来るのか?

一時期σ(^_^)は、白黒のトーンで考えていました。

魚は、実際どの様に見えているのか?

どんな色が良いのか?

今回の四方山話のお題は

『色の考察』 です。

さてそれでは学者の参考記事を

まずは紹介します。

National Geographic 研究室に行ってみた。 東京大学大学院新領域創成科学研究科 色覚の進化

写真は、上記サイトのキャプチャ画像です


第3回の 魚の色覚はすごい を読みたい気持ちを抑えて

学術的な内容で

完全に理解するには難しいですが

第1回から第6回まで一読してください。


読み終わりましたでしょうか?


んっ(^_^;)?

んっ(^ー^;A?

んっ~ん?!(・◇・;) ?

って成ってしまいますよね!

難しい学術記事ですから!



色は、存在する物ではなく

疑似餌に光の波長が当たって反射した波長を

脳が色として認識する

なかなか理解しずらいですが

SNSで一時期流行った

「白と金」「青と黒」あのドレスで意見が分かれる理由はこうだった

自分が見て思っている色と

他の人が見て思っている色は

決して同じ色では無いと言う事です。

ちなみにσ(^_^;)には青っぽい生地に

金色っぽい茶色のレースが付いたドレスに見えます。



さて話を魚の目線に戻ります。

水中での光の波長は、どうなるのか?

画像はサイトからのキャプチャ画像です。


釣り場の水の色によって波長が透過する

深さが、それぞれ異なるのが判ります。

さて、管理釣り場の水深は?

普通2m・3mから深い所で4m・5mですかね?

上の画像の水深から届く波長を見ると

レインボーカラー全ての波長が届いているのが判ります。


ここでサイトの
第2回 「色」は、光にはなく脳の中にある

「まず、色というのはそもそも光線にくっついているものでもなく、物質についているものでもないということを理解しておいてください。例えば、虹は太陽の光が屈折率の違いから、波長がバラけたものですよね。我々にはそれらが、それぞれ違って見える。波長を識別する感覚があるということです。その波長の違いによって光線を識別できる感覚が色覚です。別に色が光線にくっついているわけではないんです。識別しているということは、つまり脳が色を塗っていると思ってください」(サイト本文より引用)

判りやすく言うと人間は見ている物体に当たっている光線(波長)を

RGBカラー

R 赤
G 緑
B 青
のグラデーションに当てはめて

色として認識していると言う事です。


サイトでのゼブラフィッシュでは

画像はサイトからのキャプチャ画像です。

網膜の腹側(下側)、つまり上を見る視角ですね。それがより長波長のオプシンのサブタイプを使っていると。一方で、より短波長のやつは背側(上側)で、下を見る視角に使っている。つまり、見る角度によって色覚を変えていると。(本文より引用)

水の中を泳ぐ魚にしてみると、水面方向と水底方向では、まったく光の環境が違う。それぞれ違うセンサーのセットを使って見るのは、理にかなっているかもしれない。ただし、なぜこういう分かれ方をしているのか、どれくらい魚類の中で普遍的なのかはまだよくわかっておらず、これも合理的な説明を探さなければならない、という状況だそうだ。(本文より引用)


魚は、色を認識出来て

見る角度で見えている色相が違う


凄いですねぇ~!


更に人間には見えない赤外線紫外線も認識しています。

Fishing Cafe' Autumn 2016 Vol.54
疑似餌を科学する研究報告
に明記されていました。

人間には真っ暗にしかみえない夜中でも

魚には見えているんです。

人間に例えて言えば

夜中に暗視(赤外線)スコープで見ている感じなんでしょうね!

紫外線も見えているそうで

UVカラーのルアーが最近盛んに販売され初めましたね!


水中での疑似餌の色を考えると

ベースと成っている色に

水中で当たっている波長が被さり

反射した色が魚には見えていると考えると

どの波長が当たっているのか?

朝夕は、赤が強いと言われるのには

納得出来ますね!

水中に赤色系の波長が多く入っていますから

疑似餌に赤色が更に当たってコントラストが強く出る事により

はっきりと疑似餌が魚には認識されるのでしょうね!


カラシ色が釣れる理由って?

σ(^_^ )が考える理由は

水中に届く波長が赤外線よりでも紫外線よりでも

どちらにも対応出来るから

いわゆる中間色だからと思います。


日照による水中への波長の変化が

朝から夕方まで釣りをしていれば

目まぐるしく変わり水色も変化しますから

使用する疑似餌のカラーも

一番魚に見えやすいカラーを選択するのが

最良なんですね!

黄色を中心に赤色側が赤外線カラー

黄色を中心に青色側が紫外線カラー

太陽光の水面への当たり具合で

どちらのカラーが良いのか?

沈める深さで赤外線紫外線どちらが多いのか?

疑似餌のカラー選択に活かせば…



管理釣り場の元管理人の

管理釣り場四方山話

『色の考察』

いかがでしたでしょうか?

管理人をしていた時に

ご来場されたお客様に何色が良いですか?

と聞かれた際に水色に合わせてください!

と答えていたのですが…


色を気にし過ぎるよりも

一番お気に入りの疑似餌を

速度と棚を合わせる事に集中する為に使用した方が結果が出やすいと思っています。


長文にお付き合い頂き

ありがとうございました。m(__)m


では、またね(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪










赤外線と紫外線は

人間の眼では見えないですので

σ(^_^)は、UVライトを疑似餌に

薄暗い所で充てて紫外線が当たるとどう見えるのか?

UVライトに赤色セロハンを被せて

同じ様に充てて赤外線が当たるとどう見えるのか?

疑似検証しています。

メーカー仕込みの隠しカラーが有ったりと

意外な発見をします。

UVライトをお持ちでしたらやってみてね!