つい最近某所で大物が上がった話しが出て
その記事が書かれている
某メーカーさんのブログを
遡って覗いてみたら
フィッシュグリップを使用して宙ずりの魚の写真や
フィッシュグリップを使用しての漢持ち写真が有りました。
その釣り場は、C&Rの釣り場での事です。
管理釣り場の管理人をしていた際に
フィッシュグリップで宙ずりや
漢持ちされてリリースされた魚が
口を開けたまま泳ぐ姿を
幾度となく見ています。
餌が捕れなく成って痩せ細って死んでしまいます。
管理釣り場ではフィッシュグリップの使用禁止の所が多いのは魚体保護の為です。
覗いたブログの釣り場のレギュレーションにはフィッシュグリップの使用禁止とは成っていませんが、メーカーさんのブログなら少しは考慮して写真をあげて欲しいと思いました。
手で持たれた魚のその後や
C&Rの啓発記事をブログや他のSNSに
アップするのは、管理釣り場の管理人時代に
毎日3・4匹リリースミスで死んで沈んだり
浮いた個体を回収していたからです。
リリースされた方は、元気に泳いで行ったから大丈夫と思っています。
殆どの方がフィッシュグリップを使用して
写真を撮ってリリースされた魚のその後を知りません。
手で持たれて写真を撮ってリリースされた魚のその後もです。
生存率は、かなり下がります。
魚が活きていく上で大事な器官は、捕食行動に於いて眼・鼻・口・側線・鰭です。
針を外すのに頭を握って外すと眼・鼻が火傷や擦れ傷で機能しなく成ります。
手で持って空中保持すると魚に何が起こるか?
勿論呼吸は出来ません。
血液を送る心臓や肝臓等の大事な内臓器官が有る場所は前鰭付近です。
魚を保持するには魚の大事な内臓器官が有る場所を保持しています。
空中保持すると内臓器官を圧迫します。
圧迫された内臓器官からは血液の循環が悪く成ります。
浮き袋の上には腎臓(血あい)が有ります。
更に腎臓と背骨の間には動脈が有ります。
手で持って空中保持すると
呼吸出来ない上に
更に様々な内臓器官が圧迫され血液の循環が悪く成っているんです!
魚にとってかなりのダメージとストレスです。
30秒手で持たれて空中保持された魚の生存率は70%
60秒手で持たれて空中保持された魚の生存率は30%
と海外のサイトには有りました。
↓ ↓
以前に当ブログでもご紹介しました。
エラに指を入れると火傷で呼吸障害が発生して殆どの魚は死んでしまいます。
釣れた魚をリリースする
C&Rって難しいんです。
商売の為(商品アピール)に釣れた魚をアップする
メーカーサイドの意図は判りますがC&Rの釣りでのあまりにも魚に優しくない写真は…
C&Rは、釣り人のモラルに委ねられています。
どこまで魚に配慮してC&Rするか?
本当にC&R(キャッチ&リリース)って
難しいです。
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尚、該当ブログが判ってもコメントに明記しないでください!
ブログを炎上させる
当方は、そういうつもりは有りませんので!
記事を読まれた方がC&Rの仕方を考え
釣り人としてのモラルを向上して欲しく
ブログアップしています。