「私から見て、クラシックギターの音色とは何だろう」という問いかけを自分自身にしてみました。おねがい


そもそも、クラシックギターの種類は様々あって、響きの良し悪しの材料の違いや、形状やスケールの長さの違いや、弦の種類の違いや、サドルやナット等の高さや形状による弦高などの違いや、演奏者による弦の弾き方や爪の形状の違いなど、色々な条件の違いで、音色(音質)も変わってくると思われます。キョロキョロ


演奏者が工夫出来る範囲内であれば、たぶん、理想の音色を求めて色々と試してみるでしょう。


私も色々と私なりに試してみました。ただ、それら以外に、これだけは、ちょっと自分では何ともやりにくいし、工夫しにくい問題だなと思ったことが一つありましたね。


それは、音の基準となるギターのチューニングピッチ(周波数)の違いです。ここで言うところのピッチの意味は、音と音の差を意味する音程(ドレミなどの音程)とは違って、チューニングの時の周波数(1秒以内の振動数=ヘルツ値)のことです。


今のクラシックギターのチューナーは、基準周波数の440ヘルツに合わせるように出来ており、音叉(おんさ)も、それに適合した物が使われています。びっくり


さて、そこが私の悩ましい問題です。

この440ヘルツの基準周波数の音色が、私にはきつく感じるのです。少し音楽の勉強をすれば、440ヘルツというのは、オーケストラの合奏条件であって、演奏前に管楽器のオーボエの鳴らす音(440ヘルツ)に皆が合わせるというルールになっているらしい。グラサン


それゆえ、本来、大舞台の集団演奏会のオーケストラには参加出来なかったギターなどのサロン向きの楽器も、それ(基準周波数)にチューニングを合わせるようになったとか。ニコニコ


これ(基準周波数)が、本来、クラシックギターの持つ音楽的個性に適合しているのかどうか、私には少し疑問に思う所があります。少なくとも、私の所有している初級者用クラシックギターには、この大舞台用の440ヘルツという高めの周波数に合わせることは、ちょっと重荷ではないかと感じております。プンプン


私のギターを、低めの周波数で実験したところ、432ヘルツくらいの周波数が手頃ではないかと最近思っております。おねがい


それゆえ、今、私は所有の二台のギター共に、周波数432ヘルツで合わせるようにしております。ですから、先々に、もう一度ギター教室(受講生として)に通うことになっても、この私のギターチューニング(432ヘルツ)では、先生から文句(440ヘルツに戻すように)を受けそうで、どうしたら良いのか、まだ答えが出てきませんね。ショボーン


答えが出るまで、後1~2ヶ月はかかりそうです。爆笑


(&)

そして、今夜は、あの古い名画「禁じられた遊び」で有名なテーマ曲の「愛のロマンス」を、ギターの周波数をもっともっと低めの(423ヘルツ)のチューニングで演奏してみました。爆笑


これは、私的には、とっても面白い実験でした。

この低い(423ヘルツ)というチューニングがなぜ出来たのかというと、スマホのチューナーアプリを使えば、チューニングの周波数の切り替えは簡単に出来るからです。びっくり


この実験によって、通常の基準値440ヘルツよりも、クラシックギターにとっては、もっと低いヘルツ値でチューニングする方が、いい音色が出しやすいということが理解出来ました。

ただし、これは、あくまでも私が持っている初級者用のクラシックギターに関してのみの個人的感想であります。


もっと上等なギターだったら、あるいは私以外の別の演奏者だったら、別の感想があるのかもしれません。

例えば、低目の周波数でチューニングすると、私の場合と違って、逆に音色は悪く聴こえるというような感想もあるかも知れません。音色の評価価値は個人差がありますからね。爆笑