居間の書棚の上に、去年の秋に亡くなった飼い猫の写真立てを置いている。
その横には、ちっちゃな小瓶(たぶんシナモンかコショウの空き瓶だろう)に造花を差して飾っている。
この造花の飾りにしても、たしか、3月3日のひな祭り🎎の日に、スーパーで買った「ちらし寿司弁当」に付いていたチイカワな造花であった。(世の中、活用できる物は活用するということ)
何でもないことだが、この写真立てを時々見ていると、心が癒やされて、休まるのだ。
写真の中のネコと、時折、にらめっこして「お~い元気にしているかい?」と呼びかけたりしている。
世の中には、好きなタイプの女性の写真を見て、未だ話したことも会ったことも無いのに、「お~い元気かい?」と話しかけて、心を癒やして休まる男性諸君も多いだろう。
人は、孤独な存在だ。毎日が不安と安心の間を揺れ動いて生きている弱き存在だ。どんなに強ぶっても、永遠の強い存在(スーパーマン)にはなれない。
だからこそ、「お~い元気かい?」と呼び合う相棒のような、ペットのような、アイドルのような、チイカワな仲間が欲しくなるのだろう。
人間とは、どんなに歳を取ろうが、そういう点は変わらない。
(&) そうそう、忘れていた小さな工夫が、この写真立てに隠れていたので、追加説明する。
この写真立ての裏側には、厚いボール紙が使われているが、写真の額を後ろで支える部分が長すぎて、斜めの傾き(角度)があまり無かったので、底辺部分を少しハサミでカットして、写真額を後方にもっと傾かせるように手を加えました。
これで、表側の写真が見やすくなりました。
(ていうか、こういう事は、写真立てを売るショップが、ユーザーに加工の仕方を事前に説明してくれたらいいんですがね。)