一言で、フライバーを語るというのは、ちょっと至難の技です。
フライバーは、フライバーとして生まれたわけではありません。
ポゴスティックの歴史から生まれた商品です。
アメリカでは、ポゴスティックがある種文化になってますから、
フライバーの説明は、「エクストリーム・ポゴ」
だけで通用します。
ところが、日本の場合は複雑で、ホッピング文化が存在します。
もちろんホッピング=ポゴスティックというただ言葉の問題だけなら問題はなかったのですが、(シャレじゃなくて)
ホッピングとポゴスティックは似ているようで、どこか違っています。
つまりそこが複雑なところです。
ということで、「フライバーとは」という設問で、ポゴスティック、ホッピング、そしてその違いなどを書いてみました。
原点に返ったつもりです。
アメリカ生まれのエクストリーム・ポゴ。
ポゴというのは、ポゴスティックのこと。
ポゴスティックというのは、日本ではホッピングと呼ばれている子供が時々遊んでいる一本棒にスプリングの付いたおもちゃのオリジナル。
ホッピングは誰でもご存知でしょう。1956年から1957年にかけて日本中の子供たちの間で一大ブームを巻き起こした、今でいうなら「スポーツ玩具」の草分けです。戦後の「おもちゃ」の歴史はホッピングから始まったといっても過言ではありません。
そのホッピングのオリジナルが「ポゴスティック」といいます。ポゴスティックの歴史は1918年のニューヨークにまで遡ります。
ポゴスティックが戦後日本に輸入されてホッピングという名前で売り出された、のではありません。詳しい経緯は謎ですが、すでにアメリカ社会ではこどものおもちゃとして普及していた「ポゴスティック」をどなたかが、日本流にアレンジして販売して、それが全国的にブームになったようです。
日本でのホッピングブームは1981年に再度訪れます。「スカイポピー」という名前の商品がポピー社(現バンダイ)から発売されたのがきっかけです。
アメリカでの最初のポゴスティックブームは、1920年代に起こります。まさにアメリカの絶頂期です。そしてそのポゴスティックブームは子供のおもちゃとしてだけではなく、大人の遊びとして、美容健康器具としても使われていたようです。
ポゴスティックとホッピングの違いは跳躍の原動力となるコイルスプリングの位置にあります。
ホッピングでは、足を乗せるステップの下、ポゴスティックはステップの上にコイルスプリングは位置します。
共にコイルスプリングを圧縮してその反発で跳び上がります。
ポゴスティックのようにコイルスプリングをステップの上に配置するほうが機能的には優れています。ピストンの長さの分だけ跳躍力を確保できるからです。ホッピングのようにステップの下、ピストンに巻きついた形にするとピストンのストロークを全て使うことができないからです。
日本ではホッピングといえば「子供のおもちゃ」だと思われています。現実に、大人が跳べる「ホッピング」は今までありませんでした。
ポゴスティックには、大人でも楽しめるものはあります。「マスターポゴ」や「レトロ・ウッディー」は、子供から大人まで幅広い層に愉しんでいただけます。そして「スーパーポゴ」はまさに大人のポゴスティックといえるかもしれません。
ポゴスティックが美容・健康器具として使われたというのには理由があります。ポゴスティックを使っての運動には、「リバウンド効果」「ハイインパクト効果」「バランス効果」の3つの運動要素が含まれているからです。
「リバウンド効果」というのは、まさにトランポリンと同様、重力に逆らって体を上下に動かすと血流の流れを良くし、代謝がアップします。「ハイインパクト効果」というのは、脚やひざ、股関節にあまり負担をかけないで、ほどよい刺激を骨や骨格筋に与えることです。「バランス効果」とは、不安定な状態で体をバランスさせることで体のバランス感覚を養います。
フライバーはポゴスティックを製造販売したSBIエンタープライズ社が2001年から開発に着手して2004年から販売を開始した21世紀版「エクストリーム・ポゴ」究極のポゴスティックです。
現在、フライバーは1200と800の2機種ありますが、来年には新製品も予定されています。
フライバーは、跳躍の原動力であるコイルスプリングの替わりにスラスターと呼ばれるゴムチューブを使用しています。このことで、体重や脚力に応じた調整が可能になりました。
ポゴスティックやフライバーは、「体を宙に浮かす」という人間のなかば本能といえる感覚を日常生活の中で体験できる道具です。
是非、一度、ポゴスティックやフライバーにチャレンジしてみてください。コツさえ掴めば、どなたでも「空中遊泳」を愉しむことができます。
ご使用の際は、必ずヘルメットをご着用ください。
ENJOY THE VIEW!!





