フリースクールで勤務するなかで強く感じた事のひとつに、生徒達の心の中にくすぶっているエネルギーをどうやって発散(または表現)させてあげられるだろうと思っていた事があります。

それぞれ不登校になった理由は違えど、生徒達の全ては深い悩みやストレスを抱えている事は明白でした。

私は不登校の経験はないものの、深い苦悩の内に中学生活を送るという似たような経験はしているので、私なりに彼らの思いや本音を感じ取っていました。

心にたまった鬱憤が間違った方向にいくと、それはやがて自分自身の心や体を傷付けることにもなりかねませんが、それだけはなんとしても避けなければなりません。 

そのための最も簡単な答えのひとつが運動でした。
怒りや憎しみ、悲しみなどのエネルギーを前向きで建設的なエネルギーに変えるのが運動です。

つまり言い換えると走る、転ぶ、大声で叫ぶ、大いに笑う、汗を流す、自然の中に自らを放牧する、といったところでしょうか。

怒りなどの感情を抑え込むといった理性的な事を多くしてきた彼らには、もっと野生的というか、本能的な行動が必要だと思いました。

その成果もあったのかもしれませんが、フリースクールの生徒達は皆ちょっと行き過ぎなくらい元気を取り戻しました(笑)