Vのエンジンオーバーホール2020 その2 | tmのブログ

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ZZR1400 06年型マレ仕様の整備やら
VFR400R NC30の整備をしています。



さて
こんかいはピストン、コンロッドの
バランス取りと腰下組み立てです。



コンロッド↓

計量結果
1番コンロッド 204.3g
2番コンロッド 205.6g
3番コンロッド 204.1g
4番コンロッド 204.8g

やはりそれなりにバラつきはありますね
1番重いコンロッドと1番軽いコンロッドの
差は約1.5gあります。
このバラつきがどれだけ影響あるのか
またこのバランスを取ったあと
どれだけポテンシャルが上がるのか
楽しみですねえ


ピストン計量↓

ピストンも計量しました。
(計量結果をメモするの忘れた!( ゚д゚ )クワッ!!w)
以前に大破ブッ壊したエンジンの
予備ピストンがあったので、
そのピストンをかき集めてみたところ
98.8gのピストンが偶然4つ集まったので
そのピストンを使います。

エンジンバランス取りのセオリーは
ピストン+コンロッドの合計重量で
重量を合わせるのではなく
ピストン、コンロッドの部品ごとに
重量合わせするのがセオリーらしいです。
ようワカランけど(・∀・)。





はい。で
コンロッドのバランス取りを始めます。

本当なら大端部と小端部を別々に計量して
それぞれ均等にバランスを取るそうです。
しかし俺氏はそんな細けえこたあ
出来ませんので、
なんとなく計量して
なんとなく削って
なんとなく組み立てます。

このコンロッドはキャップ部を削って
重量を合わせました。
最大1.5gを削ったんですが
意外とたくさん削りました。
けっこうビビリますw。

コンロッド バランス取り後↓





さあーて。んだば
腰下の組み立てに入ります。



モリブデングリスとエンジンオイルを
混合させて出来たオイルを
マニュアルとおりの駆動部に
塗りたくります。

ちなみにこの混合オイル作成も
なんとなく配合し
なんとなくかき混ぜて
なんとなく塗りたくってます。

はい。
意外となんとなくでも
エンジンは組み立てられますwあはは。




コンロッドの前後の向きを間違えると
大変なことになるので
気おつけよう(・∀・)!↓


ひさびさ登場の
ピストンリングコンプレッサー↓

ピストンリングコンプレッサーで
ピストンリングを締め上げて
ピストンを上からコン、コン、スコーンと
シリンダーに入れる
この感触は中々楽しいですね(・∀・)。


クランクシャフト↓

ほんとうならクランクも芯出し
をしたいところなんですけど、
芯出しする
知識も技術も道具もお金も
時間も名誉もヅラも、
またその他モロモロ
持ち合わせておりませんので
そのまま取り付けです。



そんな感じで今週は終了。
ダスビダーニャ。