まさかの欠航! | 上海で暮らしてみた

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2年目駐在員のささいな日常ブログ

先日日本に帰国する際、フライトが欠航になりました。
元々、17:10上海発、21:00成田着の予定だったのですが・・・

16:30
往路(成田発)の天候の影響(?)で、出発時刻が遅れるとの案内。
よくありますよね。
まだ余裕。

17:00
出発時刻は18:30頃の予定とのアナウンス。
お詫びに(?)搭乗口で弁当と飲み物が配られる。
なんかおかしい・・・

19:00
結局、飛行機に乗ったのは19:00。
で、そのまま1時間待たされ、ようやく動き出したのが20:00。
日本着いても終電ないよなぁ。どうしよ。
まぁとりあえず日本につけば言葉も通じるし、なんとかなるでしょ。

20:15
滑走路に向かって走っていると、突然停止してアナウンス。
「今から飛んでも成田の着陸可能時間を過ぎるので飛べません。
私たちもギリギリまでがんばりましたが・・・すみません。
お忘れ物のないよう、飛行機を降りてください」

えぇぇーーーー!?

欧米人が、「トウキョウは24時間空港じゃないのかい!?」って。まったくだ。


20:50
さて、大変なのはここから。
乗客はバスに乗せられて、とりあえず待合所みたいなところに集合。
全員、「で、どうしたらいいの?」状態で待っていると、係員が2人出てきて、
あっという間に20~30人くらいに囲まれます。


日本人の出張者は、「そのうちアナウンスがあるでしょう」なんて言ってますが・・・
ここは中国。冷静に並ぶ人がバカをみる国ですよ。
人ごみをかき分けて行くと、「虹橋空港(こことは別の空港)から翌日の9:00に出る便に40席ほど空きがある」って言ってます。
中国語のできない欧米人には悪いがどいてもらって、「虹橋!虹橋!」を連呼して引換券をゲット!
と思ったら、くれたのはただのシール。
で、そのあとどうしろと・・・?

21:30
結局、そのシールをもらった人が先に案内されて、その後いろいろあって、なんとか翌朝の便が確保できました。
JALとMU(中国東方航空)のコードシェア便だったのですが、JALのチケットの人はMUの便に切り替えできないなど、色々交渉が発生して手続きに時間がかかりました。

出国後にフライトキャンセルの場合、パスポートの出国印にはこのようにキャンセル印が押されます。


航空会社から「今日の夜はホテルが要るか?」と聞かれたので、興味本位から「要」というと、バスで連れていってもらえます。
ただ、こういう場合、航空会社は2人一部屋を用意すればいいと国際的なルールで決まっているらしく、
見知らぬ人とツインで泊まるか、追加料金を払ってシングルに変えてもらうしかないらしい。

私はとりあえずバスで市内まで戻り、結局自宅に帰ることに・・・
トホホな一日。
バスの中で盗み聞きした話では、手続きが遅かった人は翌日の夕方のフライトになったりしたらしい。
やはり早い者勝ちの国か。

また一つ、いい経験が出来た。


謝謝!