この前、日本に帰国した際にも、みなさんにご心配いただきました。
ただ、上海は北京ほどひどくないので、「日本の方が花粉や黄砂で大変ですねー」などと余裕ぶっていたら・・・
帰国したら空気悪っ!ちょっと先のビルがかすんで良く見えない。
ここ数日間、悪化しているらしい。
これは今日の家の近くの様子。

下の地図は、アメリカの環境保護庁(EPA)というところが各地の大気を計測し、汚染度を「AQI」という指数に数値化したマップです。
状況はリアルタイムで変わりますが、色が濃い赤色に近づくほど汚染度が高くなります。

この時の指数は下記の通り(数値が高いほど人体に危険)。
北京=AQI 545
上海=AQI 245
東京=AQI 80
AQIは、PM2.5以外の有害物質も含めた大気汚染「指数」なので、これを日本でよく報道されている1立法メートルあたりのPM2.5の「濃度」に換算すると下記の様になります。
上海=195マイクログラム
東京=27マイクログラム
PM2.5だけをみれば、この時の上海の濃度は東京の7倍強にあたります。
日本の環境省は、1時間あたり85マイクログラムを超えた場合に「不要不急の外出を控え・・・」といっていますが、
我々駐在員は、常にその2倍以上汚染された環境で日々の生活を送っていることになります。
私、大丈夫アルカ?
なお、北京の「AQI 545」という水準は、EPAが想定した上限をぶっちぎった異常値なので、私のみつけたPM2.5への換算サイトではエラーになりました。。。
とりあえずマスクするくらいしかないか・・・
みんなしてないけど。
ところで話は変わりますが、、、
本日3月8日は「国際女性デー」といって、女性に対する差別撤廃や社会への男女平等参加を訴える記念日。
会社の総務担当者から、「今日は国際女性デーなので、女性は全員、午後は休みます」といわれた。
冗談でしょ?だましてない?と思ったけど、実は多くの会社がそうしており、当社も毎年半日勤務にしてきたらしい。
ちなみに「国際男性デー」は、、、勿論ありません。それこそ男女平等に反しているじゃないか!?
謝謝!
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