以前から中国を知っている人は、「それでも10年前に比べればだいぶ良くなった」といいますが・・・
急な割り込みはあたりまえ。
少しの距離なら逆走してもOK
青信号を横断中の歩行者の列に車が割り込んで来る
などなど、例をあげたらきりがない。日本だったらすぐに喧嘩になる様なことばかり。
この前会った日本人の単身赴任者は、はじめは奥さんと一緒に来たものの、「交差点が怖くて渡れない」のが理由で奥さん一人で帰国したらしい。

<渋滞すると交差点の信号は意味をなさなくなります・・・>
なぜそんなにマナーが悪いのか?
真因を掘り下げていくと、世間体に対する意識が低いからではないかと思う。
営業マンと同行した際に、
「これだけ割り込みがあってよく喧嘩にならないね?」と聞いたら、
「そんなの気にしてたらキリがないですよ」って。
クラクションは、鳴らす方も鳴らされる方も、全く気にしていない。。
ただ、車同士がぶつかった時は言い争いになります。
まず、相手の主張は無視して自分の言い分を大声で話す。
上海では、警察が来てその場で過失割合を決めるので、警察が到着するまでになるべくたくさんの野次馬に味方になってもらう。
警察が到着すると、関係ない人たちまで状況を説明しだすので、それまでにどれだけ味方を増やせるかが大事。
この前、日本人が中国人の運転する車とぶつかって警察を呼んだ時の話。
警察が来て、それぞれいくら持っているかを聞きます。
日本人は700元。中国人は250元。
面倒だから所持金の範囲内で事を済ませようという話です。
警察官がいうには、、
「え~と、過失割合は6:4にして、700+250=950元の6:4だからーーー・・計算わからへん」
って。
面倒だから日本人が弁償したらしい。
謝謝!