上海博物館 | 上海で暮らしてみた

上海で暮らしてみた

2年目駐在員のささいな日常ブログ

故宮博物院、南京博物館と共に中国3大博物館に数えられる上海博物館。

総床面積3万8,000平方メートルっていわれても全然わからないけど、ものすごく大雑把に見たのに4時間かかった!

彫刻や陶磁器、絵画や印鑑など幅広いジャンルのものが展示されているけど、特に高く評価されているのは青銅器のコレクション。
実際に見ていて一番楽しかったのも青銅器コーナー。

日本にいた時はほとんど興味なかったけど、たとえば酒器などは時代と共に形や模様が変わっていくのが見られてなかなかおもしろい。
器の表面に龍や馬、魚などの動物模様などが装飾されていて、それらの模様は飾りだけじゃなく、その時代の社会を記録していたりします。

こちらは牛の形をした酒樽。真ん中の穴に酒の鍋を入れて、頭とお尻の部分から熱湯を入れて中で酒をあたためる様になっています。


なお、作品の解説表記は中国語と英語だけど、日本語のオーディオガイドがあります。

あるのはいいんだけど、でかすぎないか?
予想外に、正確でわかりやすい日本語でした。


すごいのは、それほど巨大な博物館なのに入場無料なこと。
中国太っ腹っす!


謝謝!