ニ長調(D-dur)は春のイメージ、黄色い花
トロンボーン奏者として所属している
アマチュアオーケストラ
麻生フィルハーモニー管弦楽団の
春の定期演奏会が4月7日に開催されます。
今回のメイン曲は
フィンランドの作曲家
シベリウスの交響曲第2番です。
ニ長調(D-dur)の曲で
指揮者の大浦智弘先生が
おっしゃっていたことは
シベリウスにとってD-durは黄色。
シベリウスが生まれ育った
フィンランドは春になると
黄色い花がたくさん咲くそうです。
長調の中でも特に華やかですね
D-durとは“レ”から始まる
ドとファが半音上がる(♯)
音階です。
ハ長調(C-dur)が♯も♭もつかない
素朴な感じの音階に対して
2度上のD-durは華やかで
明るい雰囲気がします。
世の作曲家たちが残した
D-durの曲を上げてみると
“ラデツキー行進曲” J.シュトラウス
“水上の音楽” ヘンデル
“カノン” パッヘルベル
などがあります。
シベリウス交響曲第2番は春のイメージ
フィンランドといえばオーロラ
弦楽器のDの和音の刻みから
始まるこの曲は
凍てついた冬から春になって
風がそよそよと吹き
草や花が芽吹いていく
そんな雰囲気が伝わります。
最初にテーマを演奏する
オーボエが明るい陽射しのようです。
それに答えるホルンが暖かい春風
そんなイメージがわいてくる始まり。
大浦先生から
D-durは黄色だと伺って
春の風景が頭に浮かびましたよ。
他の調も
作曲家が何調を選んだのか
それによって楽曲の意味が
あるのです。
他の曲で他の調の
イメージや色などを
調べたり考えたりして
作曲家の意図をくみ取りたいですね。
麻生フィル78回定期演奏会
フィンランドには行ったことがないですが
寒い土地が突然やってくる春と
その芽吹きを演奏で表現できるよう
練習に励んでいます。
4月7日(日)多摩市民館
(向ヶ丘遊園駅徒歩5分)
開演14時(会場13時半)です。
どうぞ聴きに来てくださいね。
町田市能ヶ谷、鶴川、広袴、真光寺、三輪緑山、三輪町、川崎市麻生区、多摩区、玉川学園前、相模原市からのアクセスが便利です。
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