【フルート初心者】中音が吹きやすくなったら低音が難しくなった？
４０代の初心者Mさんは
以前に習っていた教室で
使っていたテキストをやめて
私がおススメしているテキストに
変えてから調子が上向きです。
初心者さんアルアルですが
始めたばかりの頃は
息のスピードが遅いために
中音を鳴らすのが難しい。
それが、最近は中音が調子よくて
低音が吹きにくくなってきましたよ。
本来ならば中音が出しやすいのです
フルートは中音から高音にかけて
明るくて華やかな音がします。
弱い柔らかい音が出るのが
低音の特徴です。
低音は中高音に比べたら
聞き取りにくく
大きな音が出ません。
中音が鳴らしやすくなった
Mさんは息のスピードが速くなって
そのままのスピードや息の向きで
低音を吹こうとすると
鳴らしにくくなってしまったのです。
中高音からの低音への移行
上達してきた人でも
高い音を華やかにならした後
低音に移行すると
外れてしまうことがあります。
高音を出すために
息のスピードを上げるために
唇を固くして吹いていた場合に
よく起こる現象です。
低音は息のスピードが遅く
唇の穴は広めに作らないと
良い音が鳴らないのです。
唇を固くして高音を出していた後に
突然低音を吹く唇にするのが
間に合っていないからなのです。
中音が出ると演奏する楽しみが
中音が出るようになると
音域が広がりますから
いろんな曲を演奏することが
できるようになりますね。
低音との違いも
経験上分かってきます。
だんだん吹きわけができるように
なってきたらもう初心者脱出かな？
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