麻生フィル７７回定期演奏会終演しました
麻生フィルハーモニー管弦楽団
７７回定期演奏会が終演しました。
ベートーヴェン作曲レオノーレ序曲
ブルックナー作曲交響曲５番
２曲を演奏しました。
ここではトロンボーン奏者ですので
トロンボーン目線でのお話を。
ベートーヴェン作曲レオノーレ
ベートーヴェンは交響曲に初めて
トロンボーンをを採用した作曲家です。
交響曲５番『運命』の４楽章で
初めてトロンボーン３パートの音が
オーケストラの中で響き渡るのです。
レオノーレ序曲にも
トロンボーンが採用されていて
３人が和音を奏でて
オーケストラを包み込んだり
打楽器のようにビートを刻んだりするのです。
この曲では私は主にベース音を演奏し
他の二人とのハーモニーを美しく
力強く作ろうと演奏しました。
友達からお花をいただきました
ブルックナー交響曲５番
今回のトロチューチーム
これからこの５人でガンバリマス
これぞ金管楽器のハーモニー！
パイプオルガン奏者だった
ブルックナーの作品は重厚。
オルガンのパイプを鳴らしているような
音を管楽器に要求されていて
トランペット、ホルン、
トロンボーン、チューバ
一斉にドーーンと鳴らす場面が多いのです。
しかも、大きい音の場面だけでなく
静かな場面でも神々しいメロディを
与えられています。
とにかく吹いている時間が長い！
１時間２０分の大曲でfff(フォルテシシモ)が
たくさん付いていて、も〜〜〜う大変！
４楽章なんて最後のページが
キツくてキツくて。
バストロンボーンとチューバで支えてね！
なんて指揮者の田部井先生から言われ
今までにない大音量で吹きました。
完全なことなんてなくて
演奏会を通して本番中に
失敗がないことなんてなくて
音がひっくり返ったり
違うところで音出しちゃったり。。。
毎回思うのですが
完全なことなんてないのよね〜。
それでも、いろんな経験をして
いろんな曲を演奏して
技術を磨いていきたいと思っています。
次は春定期。
シベリウス作曲交響曲２番を演奏します。
あ！！！その前に
来週は吹奏楽団の
定期演奏会だっ！
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