【ナイトセミナー】

 

歩行周期では立脚中期が好きな深沢です。笑

 

今回は、、、

第3弾!!

足部ナイトセミナー集大成、歩行編です。

 

第1、2弾の解剖学・運動学が実際の歩行場面でどのように関連してくるのか・・・

講師は清水です。

 

 

第1、2弾の復習はさらっと行い、、、

 

 

今回の要点は大きく分けて以下の通りです!

・歩行周期

・ロッカー機能

・各歩行周期での足部の役割

 

 

まずは歩行周期。

 

《接地期》

衝撃緩衝

・地面への適応

・上行性運動連鎖の始まり~踵外側からのスタート

 

 

→ここでは、踵が地面に着く際の衝撃緩衝の役割がとても重要になります。

 衝撃緩衝するためには、足部は柔らかい足(回内足)になる必要があります。

 踵の外側から接地することで回内足が始まります。

 

 

 

《立脚中期》

・柔らかい足から硬い足への切り替え(回外足へ)

・下降性運動連鎖 ~反対側下肢の振り出しを起点に~

 

→立脚中期は歩行周期の中で最も位置エネルギーが高くなるフェーズ。

 衝撃緩衝した柔らかい足は、反対側の下肢の振り出し(骨盤回旋)により、硬い足への切り替えが行われます。

 

 

《推進期》

・回外足になったことにより、第1列が底屈可能となり、母趾MP関節の背屈が行える

・より硬い足になり、蹴り出し準備完了

 

→第1列(内側楔状骨+第1中足骨)が底屈することで、母趾MP関節が背屈が行えるようになります。母趾MP関節の背屈は、蹴り出しに重要な役割を担います。

 

 

まとめると・・・

ということになります。

 

 

 

 

 

 

 

歩行周期以外にも、

 

外反母趾の説明

も行いました。

 

 

 

 

 

最後に受講生の方には、オーソティックスを履いた歩行体験をして頂きました!

 

裸足での歩行 → 靴だけの歩行 → オーソティックスを履いた歩行

 

・踵の転がり(ロッカー機能)

・歩行スピードの変化

・歩幅の増大

を感じた方が多かったのではないかと思います。

 

 

 

 

第3回に分けて行ってきた、アメリカ足病医学に基づく足部の基礎とアセスメント。

また継続的に行えるように取り組んでまいります。

 

ご参加して頂いた先生方、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

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