2023年、令和5年、11月も下旬に入った
主人がまた

『私ちゃんときれいな景色を見たい』

とずっと言ってくれて来たので
今月の中旬には

近県の渓谷があるハイキングコースと
温泉を楽しむ2泊3日のドライブ旅行に出た

この数年、車の運転は主人が自ら進んでしてくれるようになった 

不倫が発覚したころ

とにかく車の運転をしていたのは

私だった、、そう振り返る


あの頃の主人には

根拠の無い自信があったのだろうと思う 


女性達はまだ自分から離れないに違いない

まだまだ自分を欲してくれているって


だから私は見下されたままだったのだし

女性達との関係を自分から止めようなんて

主人は一度も全く考えてもいなかったんだろう 

適当に時間が流れたならいい

そう頭のどこかで考えていたんだろう


私が今そう考察する証拠として

4年も片思いをして4年も不倫関係を続けた

宝箱さんとの関係が私にバレて

彼女に慰謝料まで払わせて

その後も彼女と同じプロジェクトで一緒に仕事をしている中

海外出張は行動を共にしていても

それ以外は遠距離不倫だったのを幸に

主人は才女さんや別の女性とは切れてなかった


現実逃避先を全て無くしたくないのが主たる希望

もちろん宝箱さんは特別だったから

私の母と同居が上手く行かなくなった頃だったろうか

主人は私に隠れて葉山の方まで行って

転職の面接に行ったんだと

宝箱さんに連絡していた 


その企業に入社出来たなら

アジアの国への海外出張が多々になるから

あなた(宝箱さん)にも会いに行かせてくださいね、って言っていた

なんだ、そりゃ?って感じ

修羅場を迎えさせて慰謝料払わせた女性に

そういうメッセージが出来るのが

普通なら正気の沙汰か?となるけど

本人は全く動じてないわけで


もう、私は自分の怒りと呆れた気持ちが

トルネード🌪️のように湧き上がった

許せない

もう何度も主人の本性を見てきているけど

他人から見てどうしようもないクズ野郎に思われるだろうなんて

一生わからないと思う



妻帯者でありながら

好きにならずにいられなかった

それで別れて慰謝料払うことにさせといて

家内の私と別れない

関係を断ち切りたくないから

大阪に一緒に住みたいと彼女にアピールして

同時に私の母と同居しようと私にアピールしていた


宝箱さんには

有責配偶者となってしまったから

正直言って家内と別れたいけど 

別れられない状況なんだと 

悲しげにそんな話をしていたのかな


まあ、それで宝箱さんが喜ぶような女性なら

それはそれだろうけれど

やっぱり主人と同じ類の人間なんだろうから

今はそんな感じに思う


性欲を満たすことと

そこに付随する楽しい恋愛ごっこ

お互いのストレスを忘れるためにも

不倫は素敵な関係

私からは

麻薬にハマっていく人達を見ていたようで

気持ちに変わりない


あの頃の私は小学生の息子を思い

経済力のない自分を恨み

夫婦関係のさらなる修復しか考えず

ただただ傷ついて

発覚してからも何年も傷つけられてきていた


主人は今、他に誰も女性達はいないだろう

ほとんどリモートの仕事をするようになり

逃避先がない

主人に夢中になっていた女性達は消え去った

体型を気にしないようになり

男性としての性欲もかなりかなり減った

不倫三昧の頃に比べたら一割もない


肉欲も湧いてこなくなった現状で

きっと今の状況としては

毎日の食事を用意して

側にいて適当に会話があって

緊張感なく一緒に居られる私がいるだけ


楽しませてくれた心温かい女性達は

いなくなってしまった

でももう自分の欲望の多くをしめた

肉欲は影を見せるようになくなって来た


最後に残ったのが私だけ

私が離れていかないように

私を大事にしている


多分奇跡に近くありえない仮説だけれど

万が一主人に夢中になってくれる女性が現れたなら

側にいて欲しい女性は

私でなくてもいいんだと思う



先々老いて行く現実を前にしてるから

自分をどこまで大事にしてくれるかを基準にして

当然に私とその女性を比べて吟味して

そしてここが大事

必ず私との生活と別の女性との時間を

同時進行にしていくだろう 


今までの主人がしてきた12年間の出来事が

嫌でも私にそう言っている

主人という人が、私にとっては

信用のない人間と証明している

それを私の心に刻んできたのは他ならぬ主人だし

私はこんな想像しか出来なくなった



リフォームが終わって支払いを済ませた

先方が振込を確認したのは

翌日になった宝箱さんの誕生日

家を新しくしての支払いに

相手先の支払い完了確認日が

彼女の誕生日だなんて

まるで私には負の遺産


お風呂と洗面所のリフォームは

一番嫌悪する私の人生をミンチにした記憶の場所を

少しでも変化させたいと思っていた

それなのに行き着いたのが

肉欲に塗れた根源の宝箱さんの誕生日

どれだけ私を捻り潰して

どれだけ私を痛め付けるか


今年も宝箱さんの誕生日に

全てをこじつけて同じように思った

彼女は私を一生苦しめる根源


占いやら易やらホロスコープは

12年ごとにさまざまなことが繰り返しされると

示すことが多い


2012年、南アジアのプロジェクトのときに

不倫が始まったと宝箱さんは言った


違うだろ

2011年の11月の今頃には

12月10日の大阪の海遊館デートを楽しみにして

その前に

ディズニーランドに行ってただろ


12年前の今頃から

私の人生が狂い出した

騙され出した物語の序章となる年だ



12年のサイクルがまたスタートするなら

私はまた簡単に騙されて

見下され

誰かと比べられるような

情け無く悲しい人生を繰り返していくのか



私は自分は不幸せだったと認めて

不倫関係にハマる主人と相手の女性達の

エゴと欲求に踏み潰されてきたと受け止め

そう思う自分とその事実を

今年の宝箱さんの誕生日の明け方に考えた


そして今年の宝箱さんの誕生日の朝には

全く別の価値観も私の心に生まれた


奥さん(私)がご主人を蔑ろにしていたから

家族で大事にしてもらえなかったから

ありもしない理由を主人と一緒になって

主人も女性達も

自分に都合の良い解釈と理由を作り上げて

肉欲を思いのまま

肉体関係を貪るように繋いでいた人達

何より自分自身がかわいい人間達で

そういう雑魚の人間は

他人を傷つけても理解出来ないまま生きて行ける人達

根本には心から反省する感情というものがない

ある意味日本の法では裁かれないだけで

犯罪を繰り返す人達と何ら変わりない


謝罪とか陳謝なんてのは

繰り返し人を傷つけることを故意に出来る人間たちには

意味のない言葉遊びだ



宝箱さんの誕生日を知ったのは7年前だった

その日が来るたびに

毎年毎度魘され、眠れなくなり

考え込み

ちょっとした隙に底のない崖に落とされたようになっていた

未だに心に刺さる日だと私は勝手に

位置付けてきた


母親である私の心も

家内である女性としての心も

私が人として生きて行くのも


土足の足で踏み倒される日

心の中を抉られて

繰り返し踏み躙られる

それが宝箱さんの誕生日



これから先も生涯決して許さない

主人の犯罪を多分一生十字架にして背負ってて行く

私もズルい汚い人間

主人と家庭を持ち、ひたすら真面目に生きてきて

私は私を責め続けていく人生


今年は何故かこう思った

どこかで私が私を許してあげるわけにはいかないだろうか?

私自身を幸せにしてはいけないだろうか


どうか許してもらえないだろうか


こだわりを少し捨ててはいけないだろうか


複雑な心を抱えている

主人と宝箱さんがデートをしていた

場所場所に私は主人と行くことが出来ないと

揺るぎなく思ってきた

ディズニーランドも決して行かない

自分が見下されて来ていた場所に行けない


でも、それは相手の価値観を感じて

萎えて傷ついている私がいるからで

相手の価値観を受け入れる必要なんてない

勝手に思え

勝手に考えろ


何故故意に傷つけられて

そこに巻き込まれただけの私が

自分を守ってあげることがいけない?


お前がわるい

お前のせいだ

ずっとマインドコントロールされて来ていたけれど

私が犯した罪ではない

私が不倫をしたわけでもない



私は私自身を守らなくてはいけないし

自分のことは自分で決めて

私は自分自身を私自身でジャッジしたい


初めて少しだけ

そう思った宝箱さんの誕生日の朝でもあった