淡路島ホタルカフェ ある人物のことを語ることにします[その3] | こちら淡路島生田村 水車公園前派出所 みたいなHoTaRu Cafe

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『ホタルカフェ』は山の中。

いつも静かなカフェでは、
道を尋ねるみなさんにマスターⒷと看板犬が
ご案内しています。

でも、本業はCafeなんですって!






西武ライオンズの清原です。

本日はおめでとうございます!


では、失礼します。





もう、20年以上前になる。
ある先輩の結婚式があり、その二次会を開催していた。

新郎とその仲間たちがよく利用していたその店は貸切にしていたが、
貸切とも告知していなかったため、
このある人物は後輩にあたる有名選手と2人で店に入ってきた。

二次会の司会はほかならぬこのわたし、現在はマスターと呼ばれる男。

この店のマスターは、憶測ではあるが
結婚式の二次会であることを清原くんには伝えた様子。

ただ、店はL字型になっていて、われらのいるパーティ会場は
ロフト席と1F席の段差になっていて、ロフトの手すり越しに
会場に向かって新郎より高い位置で進行していた私には、
清原くんの座ったバーカウンターは見えない位置だった。

店に入ってきた彼らは、カウンターに座ったのは想像できたけど
まあ、この位置関係だから進行はそのまま続行した。


そしたら、ものの5分くらいで2人が帰る様子がわかった。

ああ、申し訳なかったなぁ・・。
彼らも客なのに、店にもよく来ているし・・。

それまでにも、この店で清原くんとは何回か居合わせたことがある。

でも別に、話すわけでもなく顔を合わせても特になんにもなかった。
ひょっとしたら、自分が買い物をしている店の
店員だと気付いていたかもしれないが、お互いプライベートだし、
そういう時には、知らないフリですませていた。


後輩の某選手は、先に店を出て行ったんだけど、清原くんは・・。

失礼します!

今日はどなたの結婚パーティですか?




とこちらに向かって言うわけです。

わたしがMCだから、当然私の方を向いて。



○○さんと、〇〇子さんです!

そう言ったら、

お二人にサインさせてください!

といって、マスターが用意していた色紙にサインをしてくれた。

新郎新婦の名前を書くときには、画数の多い漢字に
やや戸惑うそぶりを見せつつもサインを手渡しておめでとうを言った。



その上で、みなが拍手しながら清原コールとか
酔っぱらいは呼び捨てで キヨハラー なんて声援を飛ばしていると、


みなに向かってあらためて自己紹介、

西武ライオンズの清原です!


しーってるよー!
(コラコラ、その酔っ払い!)


本日はおめでとうございます!
軽く会釈、そして出口の前でもう一度振り返り、

それでは、失礼いたします!


やや深く一礼して店を出て行ったってワケだ。



どうでしょう?

この男、甲子園は清原のためにあるのか~ って言われた男。

西武ライオンズでも輝かしい活躍をしている真っ最中。


所沢はおろか、埼玉県上空には鳥なんか一羽も飛んでない、
清原和博、ここにあり!
そんな男だったんですよ。


礼儀正しく謙虚で、申し分のないバランス感覚だと思う。

店を出るときの一礼は、
その後テレビでときどき取り上げられもした、グラウンドの出入り時。

オールスターとか、そんなときでも練習後の引き上げ時にも、
グラウンドに向かって一礼していた姿を見るたびに、
このパーティーの夜を思い出す。




野球選手として、そのスター性が取り上げられるでしょ?

わたしはむしろこういう基本的な姿を見て、
彼の本質を垣間見たつもりで、そういう観点から
野球に対する姿勢の美しさに好感を持っている。

たぶんな、野球にキレイとキタナイがあったとしたら、
どこまでもキレイな野球に徹した男なんだよ。



絶対に信じてる、それだけは。




BENJI



話はこれでは終わらない。

ここからが本題だ。