2025年の年末。南カリフォルニアの砂漠地帯にある瞑想センター「ダンマ・ヴァッダナ(Dhamma Vaddhana)」の門をくっぐた。
初日はセンターに午後3時ごろに到着。まずは受付を済ませ、割り当てられた部屋へと向う。この時はまだ、他の参加者数名と会話を交わして、お互いに緊張をほぐし合っていた。
私の部屋は、ハンディキャップ対応の一人部屋。シャワーとトイレを隣の部屋の方とシェアするタイプ。(センターは男女が完全に分けられており、女性用は一人部屋が30室、二人部屋が7室ほど用意されている)
部屋自体は簡易な造りだが、清潔で冷暖房完備。シングルベッドの横には2段の引き出しのついたサイドテーブルがあり、衣類をかける棚やハンガーも備わっていて、意外と快適。ただ一つ耐えられなかったのは、シャワーの水圧が非常に弱かったこと。ここはカリフォルニアの砂漠の真ん中。貴重な水を使わせてもらっているのだから、こればかりは仕方ない。
申し込み時に「椅子や背もたれが必要か」という確認があり、当時は「いらない」と強気に答えたが・・・後になって、せめて背もたれだけでもお願いしておけばよかったと、後悔することになる。
軽い夕食を済ませると、ホールに集まりいよいよ男女合わせて約90名の参加者による、長い瞑想の時間が始まりました。
毎日の流れは、このような感じ。
- 04:00 起床
- 04:30-06:30 各自またはホールで瞑想(自由参加)
- 06:30-08:00 朝食
- 08:00-09:00 ホールで全員瞑想(必修)
- 09:00-11:00 各自またはホールで瞑想(自由参加)
- 11:00-13:00 昼食
- 13:00-14:30 各自またはホールで瞑想(自由参加)
- 14:30-15:30 ホールで全員瞑想(必修)
- 15:30-17:00 各自またはホールで瞑想(自由参加)
- 17:00-18:00 ティータイム
- 18:00-19:00 ホールで全員瞑想(必修)
- 19:00-20:15 講話(ビデオ)
- 20:15-21:00 ホールで全員瞑想(必修)
- 21:00-21:30 先生への質問時間
- 22:00 就寝
ネットの体験記には「1日10時間瞑想」と書いているが、必修なのは赤字の部分で5時間ほど。残りの時間は、本当に熱心な人だけが瞑想しているのか、あるいは皆、自室で黙々と座っているのか……?
私は毎朝4時に起きた。まだ夜空が残っていて、綺麗な星をみるのも楽しみだった。4時半からの瞑想の参加者は半分弱。
ダラダラしがちな性格の私は、「自由参加の時間も、せめて半分の時間はホールへ行く」と自分に決めていた。残りの半分は、部屋で瞑想しながら寝入ってしまったり(笑)、それでも最低1日6、7時間は瞑想をしていた。
長時間の瞑想の何が大変か?
体験前は、座り続ける事の痛み、じっとしている辛さ、かと思ったが、実際に始まってみると、それらは些細なことに過ぎない。
本当の試練は、全く別のところにある。
(続く)