昨日、YouTubeである番組を見て、心から素晴らしいと思う人がいたので、紹介したい。

 

【身寄りのない高齢者、誰が看取るのか】
入院や賃貸契約に必要な「身元保証」や、葬儀・遺品整理を代行する「死後事務」を請け負う村上さんに密着。制度の狭間で取り残される、身寄りのない高齢者の現実を見つめる。

 

私は普段こういう番組は見ない。みる前から、そこには解決策がない上、どうしようもない気分になるのがわかっているからだ。しかし、なぜか今回は最後まで見ていた。

 

番組中で、身銭を切ってまでお年寄りを助ける村上さんに、スタッフが問いかける。
「費用を負担してまで、なぜそこまで関わるのですか?」

 

請負人の男性、村上さんの答えは、

自分の親、特に父親の方が毒親で、何かをしてもらったことが、記憶にほとんどないのと、子供に対して無関心。

人の為に生きるとか、人に迷惑をかけないとか、そういう基本的なことを教わらず、自分のことばかり考えて生きてきた人生だったので、僕を必要としてくれる人がいるなら、嬉しい事だし、ありがたい事だし、突き詰めて考えてみると、結局自分の為みたいな。自分の足りないものを皆さんのおかげで埋めさせてもらっているみたいな所があるんじゃないかと思います。

 

人の為じゃない、自分の欠けた部分を埋めてもらっている。と話す村上さんの姿。

自分も時々、人に親切にする。人に親切にするとなんだか嬉しい気持ちが湧き上がる。

私も無意識で自分の足りない所を埋めてもらって、自分で満足していたのだろう。
人に親切にする真髄はこういう事なんだ。

 

村上さんみたいな菩薩のような人が増えれば、この世界はもっと穏やかで、過ごしやすい場所になるのだろう。