ある男性が、サドグルに「なぜ宇宙が創造されたのか?」と質問する。サドグルは冗談のような答えを返し、「私はあなたに真実を話すかもしれないが、あなたの経験の中では、ただの話にすぎないだろう」と続ける。

あなたは人生の何かが負担になっているから創造について聞いてしまうのだ。
まず人生の経験を書き換えよう。そうすれば正しい質問ができるようになる。

質問自体が間違った視点から来ている。
あなたは、この質問の深みを正しく感じ取れておらず、とてもたやすく表現している。


あなたは「私の存在の基本や本質は何なのか?」と聞くが、無知の苦しみを知らないから簡単に聞くのだ。あなたは、まだ自分の無知を楽しい、無知が至福であると信じていて、無知の苦しみに引き裂かれていない。
もしそうであれば、私は異なった答え方をするだろう。あなたが質問について考えただけで涙が出そうになるなら、私は口頭でなく完全に異なった方法で答える。あっさりと質問をしているうちは、あなたはまだ自分の質問の深さを知らないのだ。

 

★★★

私が、もしサドグルに質問できたら、きっと似たような質問をしただろう。

これは、質問の質の問題でなく、男性からの質問の深さや視点に対して疑問を投げかけている。無知の苦しみを超えるために、知識の追求、学習、物事への洞察力を増やしていきたい。